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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

ライオンと出会う! 共感の意味を考える。 1/3(共感④)

2010-07-31 | 第十章「今ここでの恩寵」
 多摩動物公園で、孫と一緒にライオンバスに乗った。

 安全なライオンバスの中ではあるが、獰猛なライオンと窓越しに出会う。孫娘は思わず身を乗り出したが、まだ1歳ちょっとなので記憶に残るだろうか。私も、一歳ちょっとの時に家族で日光に行き、そこの仁王様が怖かった思い出が微かに残っている。

 さて、受容とか共感とか、有名な心理学用語を考察してきているのだが、今日朝、何か大和言葉だったら、何という言葉なのかなと思った。受容とか共感は翻訳用語なのか、ここ一つ、つるっとして身体に浸みわたらない。ふと、「出会い」という言葉が浮かんだ。

 最近は、出会い系とかで、言葉も世俗化されてしまった感があるが、出会いは好きな言葉である。受容+共感で心理的接触までの感覚がより判る言葉のようだ。

 7歳の時、ライオンではないが、父母とともに異文化、異言語のアラスカに行き、そこで現地の小学校に入学した。その時に、出会った中年の女性教師は忘れられない。言語が通じないが、私の立場を受容・理解し、そして必死にコミュにーケーションをしようという想いが伝わった。へんに同情したり、しゃべりまくったりせず(英語ができない私は多分、さらに委縮しただろう)、淡々と私を支援してくれた。

 恐らく、この先生の行動は共感の意味を物語っているように思えてならない。一緒に悩み、一緒に喜ぶ。

共感④(暮らしの中のカウンセラーの基本の基本 14/30)

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