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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

トイレの神様。おばあちゃんへの愛!(古層の愛⑧)

2010-07-15 | 第九章「愛」
 自分の古層を考え続けていると、古層の愛に気づくこともあるが、なにか受容できないもの(時には邪悪な?)にも触れる。もう還暦が近いのだけれど、青春時代の混沌を再体験するようなところがある。

 さて、たまたま、植村花菜さんの「トイレの神様」を聴いた。ずっと聴いていると、思わず涙がでた(恥ずかしながら)。人により好き嫌いはあると思うが、時間があれば(結構長い曲なので)、一度じっくり聴いていただければと思う。生き甲斐の心理学を勉強するうえでもとても勉強になる。さらに、3拍子であるのも良い。

 ネットで調べたら、YouTubeに次の動画があった。参考まで
 
 日本神話には、便所の神様はいなかったと思うが、イザナミがホノカグツチを産み苦しむ中で、糞の神が生まれる。ハニヤスビコノカミ、ハニヤスビメノカミ。この中の女神なのだろうか?ここから、いろいろ日本の古層がみえてくるかもしれない。日本神話だけでなく、沖縄、中国、インド、エジプトと祖先が辿ったであろう地域の神話なども興味がわく。

 トイレとか糞という汚いイメージと、綺麗な神様という両義的な場所が、何を意味するかも興味あるところである。古層とか、神秘とか、人間の本質に迫るところに、どうもこういう両義的なものがあるのだろうか。

 ちょっと学問的になってしまったが、実は私の成育史のなかにも、トイレは特別な思い出がある。今日ものんびり、自分の古層との対話をしてみたい。

古層の愛⑧(見えないものを観る、聞こえないものを聴く 58/60)

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