悩みが立ち上がり浄化される！（古層の愛②）

　もう１０日くらい経つが、大掃除の時に左足の親指の爪が少し割れてしまった。その後、気にもせず時が流れたが、親指の爪がさらに割れて、一部はがれてしまった。傷口は清潔にして自分では大切にしてきたつもりであったが疼くような変な痛みがあり、そして、それをかばったのか、腰や左足の筋肉も変になってきた。

　そこで、重い腰をあげて、今朝医者に行った。やはり、初期治療が悪かった為、親指は悪化したようだ。治療をうける。親がつくものは大事にしないと・・・とマイミクのＹさんのお言葉をしみじみ思い出す。そういえば、意味ある偶然の一致か、今日は娘も親知らずを抜いて家にいた・・・

　明日は、私も娘も、消毒のため病院に行かなければならない。

　さて、この数日、親指から来る不安がいっぱいであったが、こころの方も、この数か月前から、不安が立ち上がってきたようだ。

　その不安は、外資系企業を７年前にやめ５年間、福祉の仕事をやってきた。自分なりに充実した５年だったが、その時に経験してきたことが、今ごろになって時どき気になるようになってきたのだ。

　その不安は、何か漠として、魑魅魍魎のようであり、自分の中の邪悪さをあぶり出すようであった。自己否定的になることは、暮らしの中のカウンセラーとしては余り良いことではない。

　そんな時、既に亡くなった４人の祖父母の思い出に浸った。例外なく、孫の私を慈しんでいただいた。４人とも全く成育史は異なり、全然違う。そして恐らく、４人の祖父母は、おのおの４人の祖父母から愛された記憶を持っているに違いない。

　この古層の愛は、自分の中の魑魅魍魎を浄化してくれるようである。

　写真の鄙びた階段は、今はとても無理！という感じであるが、後８回。少しずつ登っていきたい。

古層の愛②（見えないものを観る、聞こえないものを聴く 52/60)

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