イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

イキイキとしている状態とは?(感情から観るゆるし 10/10)

2012-09-12 | 第四章「愛とゆるし」

 「生き甲斐の心理学」では、イキイキとしている状態を、どう捉えるのだろうか。アイデンティティが統合され(自分の哲学・宗教が明確で健全)、心が必要に応じて開放され(防衛機制が正常)、そして現実の判断力が確かな時というのが一つの回答だ。

 別の角度からは、プロセススケールという、心の健全度の尺度もある。その中の一つに感情がある。自分の感情に気づき、そして最良の対応ができるのが良い。感情から思考・行動が上手く回る為の基礎だ。思考がどうどうめぐりするスランプ状態とは対照的。

 今、思うと20歳台後半の仕事でバリバリ働いていた時、40歳台後半からの難問に取り組んでいた時は典型的だった。一日の中の喜怒哀楽がめまぐるしく(それだけ感情・思考・行動が回っている)、押し寄せる難問に必死に取り組んでいるのだが、物事が不思議にトントンと好転していく。直観が冴えわたり、そして感謝心が染み渡る日々(全能感とは違う)。

 <思考・感情・行動>がバランスよく回っている時と言ってもよい。

 さて、この年になってくると、いつも若いときのように高回転状態にいられるわけではない。程よい惰性のありがたさも最近感じる。近くの動物園に行ったり、太極拳をしたり、好きな本を読んだり、気のあった良き仲間と楽しく過ごしたりする。その何ともいえない惰性も良いもんだ。

 感情から観たゆるし 10/10

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