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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

健康的なストレスの流れかた!(好転のためのストレス曲線 2/10)

2012-12-03 | 第七章「光と復活体」

 昨日は、クリスマスも近づいてきたので、午前中は紅葉が綺麗な教会で、しっとりとミサにあずかり、午後は大変久しぶりに書斎の大掃除をした。

 掃除をしていると、無くなったと思っていたものがいろいろ出てきて嬉しい。Kさんの太極拳のメモ(論文といっても良い)が出てきたのも嬉しかった。Kさんは既に天国に行かれてしまったが、天国からのプレゼントだったかもしれない。

 頂いた当初は、まだ太極拳を初めていなかったこともあり、よくわからなかったが、今は、少しは分かるようになったようだ。そして、その中の次の言葉に感動を覚えた。

 「・・・気というのは心に従って動くから、心が止まる何かがあると、邪気が溜まってしまう。悩みとかストレスといった心的条件で、一つの観念からはなれられなくなって心の流れが止まり、心の流れが止まったことによって気が停滞し、気が停滞したことによって血、水が停滞するということになる。」

 中国数千年の歴史の中で作られた気功や太極拳。その考えは、西欧の臨床心理学と似ているなとつくづく思った。「生き甲斐の心理学」でも、暗い感情(ストレスといってもよい)を不安、怒り、身体症状、ウツ、錯乱に分類する。そして、やはりある悩みに囚われると、不安が怒りに、怒りが身体症状に、身体症状がウツ、そして錯乱に亢進していくという考えがある。

 そのストレスを、どう扱うか。好転させるか。その知恵がU先生の「生き甲斐の心理学」に満載されているわけだ。そして、この不安ー>怒りー>身体症状ー>ウツー>錯乱という流れを知っているだけでも、全然違う。今自分がどこにいるかを意識できるかは大きい。

 そして、ストレスが自分の中にある理想と現実のギャップから生じ、その理想と現実が変わればストレスも変わるということを自己事例から把握しているとさらに違う。

 最近、持統天皇の小説や歴史書をよく読むが、持統天皇への筆者の感情は人により随分違う。則天武后のような邪悪な存在と解釈する人もいれば、反対に爽やかで逞しい存在と解釈する人もいる。人間の解釈は、千差万別なのだと実に思う(事実は一つだろうが)。

 さて、今日は太極拳や五禽戯のYouTubeを見てイメージトレーニングをしつつ練習しよう。持統天皇の時代は既に五禽戯(三国志の時代に生まれたらしい)はあっただろう。ひょっとすると持統天皇も中国伝来の健康体操をしていたかもしれない。

 好転のためのストレス曲線 3/10

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