イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

自分でも不思議な行動・・・へんね!(好転のためのストレス曲線 5/10)

2012-12-06 | 第七章「光と復活体」

 寅さん映画のDVDを時々見ているが、寅さんがぷいと家を出ようとするところで美人が入ってくる。そして、寅さんが人が変わったかのように、家を出るのをやめて・・・。こういう見慣れたシーンを昨晩も見た。

 昨晩は初期の作品で、寅さんがその行動を自分で言い訳するシーンがあった。あれは自分ではない。頭では出て行くのに・・・。観客は寅さんが美人にひと目ぼれして、あんな行動をしているのにと判るのに、本人は判っていない。

 無意識の世界の理想と現実、そして、そのギャップ=不安からの行動。そんな流れを気づかなかったり、認めなかったりする。これは、ロジャースの命題13なのだが、自分でも思い当たる失敗がいくつもある。抑圧の問題が絡むので、自分でも認められないのだ。

 そして、それがひと目ぼれのようなことであればまだ救われるが、とんでもないことにつながることも(倫理道徳と別の世界なので)。意識化された世界だけでなく、こうした不思議な世界があることを知るだけでも、随分人間理解が進み、楽に生きれる。

 本人がわからないうちに、しでかしている罪。もちろん判ってしている罪もある。・・・冬至は、再生の時である。大晦日に108の鐘の音を聞きながら正月を迎える。神道は禊と祓いもあるかもしれない。キリスト教もクリスマス前は待降節で静かに祈る時である。再生のためには、必ず罪滅ぼしが必要なのだ。

 しかし、そんな人間もどこか愛おしい存在なのだろう。寅さんのように。

 シロフクロウのつがいも元気そうでした。

 好転のためのストレス曲線 5/10

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