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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

無駄なストレスを削ぎ落す!(好転のためのストレス曲線 4/10)

2012-12-05 | 第七章「光と復活体」

 真っ赤な紅葉、美しいイチョウの黄葉(八王子の名物です)、今が盛ですが日毎に葉が落ちていきます。人間にとっては残念なのですが、木々にとっては冬を生き抜くため、葉の削ぎ落としは大事なのでしょう。

 さて、U先生の「生き甲斐の心理学」を学んでもう13年になりますが、その中で無駄なストレスを削ぎ落すノウハウを学んだことは大きな成果でした。長年勤めた会社をやめ、一時福祉・介護の業界で修行をした経験があります。

 特に認知症の方の老人施設で働いたことがあるのですが、その時、もっとも役立ったのはロジャースの性格形成論でした。これを知っているか否か、多分日々のストレスが随分違うと思います。無駄なストレスを感じず過ごしました。

 人間は実に美しく作られているようです。それを19の命題に表し、今でも世界で愛用されているロジャースの性格形成論。ただ、臨床心理学の学術用語が散りばめられていて、臨床心理学を学んでいる人にさえ残念なことに敬遠されているようです。しかし、それを努力し理解していくと、一見変な人の行動も、美しく理解できようになっていきます。

 実は、今U先生が、持統天皇の例を挙げつつブログ連載されています。この19の命題を深く理解するために、私も毎日楽しみに拝読しています。よろしければ、一度ご覧になってくださいませ。

 ブログ 「生き甲斐の心理学」:http://blog.goo.ne.jp/cull-tntu/

 例えば、この性格形成論の中の一番目は、《命題1:個人はすべて、自分が中心であるところの、絶え間なく変化している経験の世界(world of experience)に存在する。》ですが、先生は今回《私は私》、というテーマで解説されています。

 この命題をどれだけ理解しているかは、人により千差万別でしょう(ロジャースを勉強しなくても経験の中で理解できると思います)。私も今、何か理解したつもりになっていますが、その深さはどうでしょうか。一生研究するテーマかもしれません。

 ただ、自他混同しがちな私(大なり小なり)の無駄なストレス軽減へのヒントが、この短い文章の中に詰め込まれています。それゆえ、様々な人間関係の中で時にハッと気づきます。私は私という軸が決まると、随分無駄なストレスは軽減されるようです。

 最後に、心理学について私もかつて誤解がありました。本は読めば判るという誤解です。しかし、理論を自分の経験と重ねてみるという努力が実に必要です。その中で理解が深まり、暮らしの中で使えるようになります。是非、皆様も大事なポイントは、のんびりと自分の経験を無理せず重ねてみてください。無理もいけないということもポイントです。

 好転のためのストレス曲線 4/10

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