今日初めて、新宿縄文人と対面した。少なくてもこの一か月は、この縄文人のことを考え続けてきた。もちろん5000年前以上の人であるので、どのような名前だったのか、奥さんはどんな方だったかなど判らないことだらけだ。しかし、最近の様々な知見により、当時のことは結構想像できるのだ。温暖化の時代地形、衣食住のこと。近隣の部族とのネットワーク。富士山などの噴火。・・・
今日の生き甲斐の心理学の勉強会では、そんな新宿縄文人の生育史を仮定したりしつつ、自己実現のことを考えた。自己実現という言葉はなかなか難しいことばだが、今日は或る考えを頂いた。その人独自の個性というか本質というか、それはなかなか本人ですらわからないが、それを様々な出会いの中で現実化する・・・それが自己実現なのではないか。考えれば考えるほど一人の努力だけではできるというより、神秘的なことであるが・・・それと、生きる世界と希求する真善美のこと。
新宿歴史博物館の内庭に咲いていた桜や梅・・これも綺麗だった。
縄文からの風⑦ 1/10