田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

流されるな正月の時

2007年01月01日 | 日記
1月1日(月)晴れ 薄雲が高く広がる穏やか
  年明けの認識を新たに目覚めた。
  昨年の良いことだけを糧としてこの先12ヶ月をしっかりと過ごそうと思っている。それには先ず、大地に軸足を留め衣食住を自ら進んで極めることを目標としよう。農作業のこと家周りのこと等、趣味とすることで学ぶことがたくさんあると思う。
  集落の新年会に出かけ新たな年の抱負を語り合うということで、実は己に聞かせているように感じるのは私だけだとは思えない。酒の席であろうとも、納得しながら話をすることが自らのこの先の現実を察知しているようにも思える。楽天的な者としてはいかに難しいと思うことも、否定形ではなく能動的な難しさを感じるようになりたい。過去には多くのことに対して、行動する前に否定形が見え隠れしてしまった。自分の限界を知らないで動いてしまうことは大いに反省することであり、昨年のような救急車=入院生活で過ごすような馬鹿げた事態にならないようにすることが第一である。
  今日の元旦の過ごし方にしても、集落の新年会のあとは家でのんびりと過ごすことができていたが、その反面年賀状の返事を書かなければということが頭の上にのしかかっている。この思いを一気に解決してしまえばよいことが『明日がある』と、他のことで時間を埋めてしまうのも生き方の一つなのかもしれない。とは言え
平時の作業をこなすのも此の時間帯しかなく、作業の合理化と云うことも考えられないだろう。要するに我が家の2ちゃん(かあちゃん、とうちゃん)生活ではどちらかが始末をつけなくてはならないのだ。
  そんな理屈っぽい正月を解決してくれたのがA夫妻の訪問だった。楽しい夕食の時を共有し、酒を飲み(観てるだけだが)交わす新年の行事を家庭の中で出来る幸せはありがたいことだ。
  世間の冷たい風の中で生きることに取り組んでいる姿をTVの番組で流しているのを正視できない正月の宵が更けていく
コメント
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