田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

集落に向かう足跡は 猪?鹿?狐?それとも

2007年01月09日 | 日記
1月9日(火)晴れ 薄い雲が高く広がっている 風が無く穏やか
  昨日に続いて穏やかな一日になりそうだ。
  朝一の仕事として燃えるゴミの収集日なので集積所へ持っていく。正月開け初めてのゴミの日なので沢山あるのかと思っていたが中くらいの袋一つだけだった。我が家では妻・Mが家の中のゴミを集め袋に詰める、それを私が集積所へ持っていく。今日はゴミ一つを手に提げて集落の中央にある集積所まで雪道を下っていく。道は昨日エンカルを撒いたので雪が溶けていて歩くには楽だ。下り勾配の急な道なので両手に荷物を持ったときの雪道は危険だ。此処へ来てから雪の坂道を降りるときは膝を曲げて靴底の全体を雪の面に下ろすのがコツなのだ、これは自分で会得して内心自慢していたが、今日の信濃毎日新聞に北海道の記事として出ていた。少し残念だが・・・・・ 更に滑らない極意は雪が溶けていないところを歩くのがよい、一度溶けた雪は下で凍っているので危険なのだ。
  朝食の後に運動不足の解消にと向かいの山に入ってみた。暖冬とは言え二日間の雪は、辺りの景色をすっかり変えている。我が家の畑にも獣の足跡を見ることが出来るが、山の雪の上には数種類の足跡があり、鹿や猪の二つに分かれている蹄のあるものと、狸や狐は丸い穴が開いている。狸は体重が重く足が短いのか穴が直角になっているが、狐は足を運ぶときに穴の角をすって歩いているようだ。しかし、獣は獣道だけを歩くのではなく、人間が使う車の通れる道を利用しているのがわかる。雪道でなくても車で走っていると、直前を尻尾をなびかせて道なりに走る狐に出会うときがあるのだ。このような時には騙されて道に迷っていない心配になるが・・・・・
  山を一回して約一時間くらいの雪中散歩だった。
  午後は先日切り出してきた林檎の樹を薪割機で割ったが一気に休みなしで3時間半もかかり夕方になってしまった。一週間前までは根を張っていた樹なので割ったときには瑞々しい香りがする。薪は三年先迄焚けるものをストックしておくのが理想といわれているが、今日割たのは次の冬の分でしかない。
  三年先と云うと毎日薪の確保を考えなくてはならない。
コメント
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