田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

今日は気温が暖かいのか、早くも朧月夜のようだ

2007年01月03日 | 日記
1月3日(水)曇り 暖かい 風がない 午後 青空が広がった
  昨日のブログで「山裾に春が来ているのだ」と書いたためか暖かな朝を迎えている。起き抜けに外へ出てみると霜柱は見えないし、昨日まで在った日陰部分の雪も大分溶けている。集落の家の屋根瓦の北側には縦に白く瓦の凹んでいる部分に雪が残っているのが綺麗だ。

  家の周りを見回しても草花の根元には確実に春の兆しが見えて、今から新芽を出したら二月の極寒のときに凍ってしまうのではと心配する。様子を見て余りにも急激に新芽が出るようでは、一月末ころに稲藁を刻んだもので防寒をしてやろう。当に暖冬の影響がこの山裾に確実に忍び寄っている証拠なのだろう。このような異常気象が激しくなると自然界の全てが狂ってきて、人の食べものを人工的に作らざるを得なくなってくる。
  
  此の町内の林檎農家でも温暖化によることが原因と思われる、果実の病気が増えていると聞くが、現在は新品種に植え替えることで対応するらしい。年間平均二度気温が上がると今までの果樹は出来ないそうだ。ましてや、病気になりやすい品種は農薬によってセーブされ製品として出荷されるようになるのだろう。また、畑で取れる野菜にしても、昔ながらの代々伝えられてきた葉物野菜が育ちにくいといわれている。嘗ては虫に食われることは少なかったものが、今では其の虫が変化を見せて食害を起こしているそうだ。小さな畑であっても有機肥料やその場で採取できる緑肥を使い、根菜類、葉菜、実物など自分で食べるものを自らの手で育てたものを収穫して口に運ぶことが一番よいことと実践していこう。

  夕方まで掛かって、暮れにニセアカシアが切り倒したままにしてあったのを整理して、チェンソーも使ったままにしてあったものを分解清掃してきれいにした。

  五時頃に浅間山の肩から満月が昇り始めている。十二月にも同じような満月だったが、今日は気温が暖かいのか、早くも朧月夜のようだ。web.で一月の月を調べてみると、一年で一番小さく見える満月だそうだ、ちなみに、7月が一番大きいとのことだ。
コメント
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