田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

神社の木立ちから舞上る雪煙が・・・・・

2007年01月06日 | 日記
1月6日(土)雪 湿り気のある牡丹雪 夕方 晴れ 星空となった
  昨夜の二時頃に雪が降っていて景色が白く変わっていた。除雪をするために何時もより早めに起きたが、雪が重く我が家の除雪機のように吹飛ばし式では使えない。天気予報を見ると寒気が入ってくるので気温が下がるので除雪は午後に廻すこととした。また、午前中は林檎の樹を割る予定にしていたが、下屋にも吹き込んでいるため止めた。玄関から東を見るといつもなら、群馬の荒船山から南相木、上野村方面の山々が望める。お諏訪様の左には浅間山と続く山々が烏帽子岳まで見えるが、神社の木立に積もった雪が風に吹かれて舞い上がると幻想的な景色になるのだが。明朝の冷え具合によっては見事なツララが出来るかもしれない。
  此処立科町へ越してから雪がこんなに湿っているのは初めてだ。東京雪は牡丹雪で重くボタボタと降り積もるが降っているそばから溶け出すのだ。まれに、寒波が襲来して夕方から降りだした雪は都会でも積もり、道路は大渋滞となる。
  午前中は新聞を読んでから、ストーブの灰の掃除をした。薪の樹種や焚き方によって灰が多く出るときと少ないときがある。灰はストーブから出して火鉢に入れる。火鉢は普段の生活には使っていないが何かのときの手あぶりで風情と小道具のようなものだ。次回に灰の掃除をするときには火鉢の灰を外の小さなドラム缶に移すので、火鉢の灰は常に新しい灰が入っていることとなる。春に蕨を採って来たらこの灰をまぶし熱湯を掛けて一中や浸けておくと緑の色が綺麗な下拵えが出来るのだ。その他、灰は畑の土に混ぜたり水に溶かして上澄みを葉物野菜の肥やしにすることもあり大切なものなのだ。
  夕方になり新聞配達や郵便屋さんなど歩いて我が家に来てくれる人のために雪かきをしようと外へ出ると、集会所から我が家の入り口まで100mの登坂を除雪車が入ってきている。ありがたいことだ。ここに引っ越してはじめてのことだ。
コメント (1)
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