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田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

山裾には春が来ているのだ

2007年01月02日 | 日記
1月2日(火)薄い雲が高く広がっている 暖かな朝だ
  今朝は目覚めが悪い、昨晩遅くまでTVをウオッチングしてしまった。再放送なのだが今まで見ていなかったので“日本縦断鉄道の旅”NHKの深夜から始まった番組で景色や現地の生活ぶりなどが楽しく見ていたら午前二時を過ぎていた。朝の目覚めはぼ~っとして頭の中を風呂敷で包まれたようにぼんやりとしている。歯磨きの後に水道の蛇口から出る冷たい水を口に含んだ途端に右下奥歯にグッと痛みが染みる、顎の目が覚めた、次に更に水を両掌で受け一気に顔を洗う、一回二回、三回続けて洗うと額の上まで目が覚めてきた。タオルで濡れた顔を拭うと脳みそを包んだ風呂敷の結び目が徐々にほどけて目覚めてきた。歯を磨いているときには東の窓から見える浅間山もぼんやりしていたが、今では冠雪した白と雲の境が見えるようになっている。
  朝食のパンは焼きたてのキャラウエ・シードが入ったお気に入りのパンだ!!
なんとなくイタリアンの香りがするパンは葡萄入りと共に、我が家の定番になっている。電気式の二十年前のパン焼機とは思えないほど良く焼けるのだ。使い始めの頃は売っているパンと比べると味が悪く日が経つにつれ風味が落ち、直ぐに使わなくお蔵入りとなっていたがが、近頃は小麦粉の製粉が良くなったのか食感が気に入っている。朝食はパンに決まっているので一回焼くと三日分ある。今では電気炊飯器と同様に我が家の大切なアイテムになっている。
  昼飯のあとに外に出ると暖かい、暮れに山裾で蕗の薹を見つけ友人に差し上げて大変喜ばれたので、更に別のところに出ているか探してみた。緩やかな南斜面で陽だまり、更に枯れ草のなかに蕗のちじれ葉が纏っている所を掻き分けてみると在った。外側は霜と雪の冷たさで紫色に変色しているが中は綺麗な淡い緑色が春の景色を作り出している。周りには溶け出した雪が当たり一面を湿った土にして蕗の新鮮さを保っているのだろう。
  三分の二を残して収穫し、自然志向満点のA夫妻の別荘へお届けした。帰りには「到来物だから」と云いながら野沢菜の漬物を沢山戴いてしまった。
  山裾には春が着ているのだ
コメント (1)
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