田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

雪の降る日は静かに家にいる

2007年01月17日 | 日記
1月17日(水)雪 湿り気の多い雪  午後 曇り 重たい空
  薄明るい部屋の空気で雪を思い障子を開けると降っている。風もなく粒の大きい平たい雪がサッツサッツサッツと真っ直ぐに空から降りている。地面は既に白くなり残っていた雪の上にしっかりと積もっている。朝陽が部屋に入らないと寒い、リビングへ行くと、愛息Salaはベッドの毛布の中に頭だけを突っ込んで寝ている。いつもなら障子を自分の身体が入るだけ開けてガラスと障子の間を温室化させている中でのんびりしている時間だ。ストーブに薪を入れ空気口を開くと火の粉を上げながら炎が風で踊るように立ち上がる。これが寒い朝の薪ストーブの醍醐味になのだ。
  朝飯は葡萄パン、全粒粉を加え更に干し葡萄をいれて焼いたパンなのだが、しっとり感と葡萄の醗酵したような香りが美味さを倍増する好みのパンなのだ。ヨーグルトも十年以上続いている自家製だが酸味が少なく滑らかなのが好みの理由だ。
  午前中は妻が中央公民館で歌のリハーサルがあるとかで、雪の降る中を出かけて行った。ストーブの脇で久しぶりにノートパソコンを持ち出して、「たてしな歴史研究会」の公開講座の資料作りをはじめた。この公開講座は昨年に続き二回目なので庶務係り広報担当としてはしっかりと作らなければと気負っている。しかし、『来た者』として町の歴史を学ぼうとして入会したの者が広報で講座の詳細を記述することの難しさを切実に感じている。勿論、会の会長・副会長他の会員は歴史に詳しく、特に此処の町民の多くが歴史に関心を持ち語らせればそれなりに語る人が多いので神経を使う。
  立科町町史の歴史編上巻を初めインタネットで調べるといろいろのことが判るが、歴史研究会としての見解が明確に現れていないと表現はできない、作るのが原稿だから、会の関係役員の方にも最終的に確認をしていただくことで良しとしよう。
  午後3時には今日降った雪はほとんど溶けて我が家のアプローチは下り坂なので、雪はすっかり消えている。まるで熱線入りの融雪装置でも設けてあるようだ。  今日は家から一歩も出ていない・・・・・珍しい日だ

コメント (2)
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