田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

夏のみじかさを 感じさせる 庭の装い

2008年08月01日 | 日記
8月1日 晴 雲はソコソコあるが爽やかな風がながれる

午前中は役場に連絡をするが明日の町民祭りの準備で多くの職員が奔走しているようだ。
盛り上がっているような祭りだが・・・・
町民の力で全てを仕切れるようになればと思うが、これまた難しい話のようだ。

昼前に昨日の草刈の状況を確認するために庭に出た。
山へ昇る道際に木瓜(集落の人はジナシと云う)の木を覆うように、蔓状の花が咲いていた。
セニンソウと云い花に猛毒がっふくまれているそうだ。
清純な可憐な花ながら猛毒とは美しさに危険が伴うのは世の常のことだろう。


美しさが危険と背中併せて云えばバラ・・・・
7月の猛烈な蒸し暑さで一頻り終わったと思っていた深紅の薔薇が咲きだしている。
四季咲きのものなのか春夏秋其れと季節の間にも続けて咲くのが凄い。
この花が咲くと庭の一点が急に明るくなり、吹く風の心地よさに香りを加えてくれるのが嬉しい。



畑へ向かうと手前のイタリアントマトの葉に蟻のような黒い虫がいる。
蟻にしては大きいと思い更に近寄るとコオロギだった。
エンマコオロギの幼虫で、これから数回脱皮して“おとなエンマコオロギ"になる。
大昔、小学生の頃にコオロギを金魚鉢で飼育したことがあったが、餌を忘れると平気で共食いをする。
声(羽音)は涼しげだが、なかなか凶暴性のある虫だと記憶している。


コオロギが出てくれば自然の世界は秋をしっかり捕らえているのだろう。
庭の南寄りにあるナツハゼはすっかり秋の装いに変わっている。
花から実に替えて更に赤く色づき枝の先端の葉も黄葉しているかに見せている。
あと二週間もして盆が過ぎれば涼しさは倍加一気に秋へ突入することになる。


Mが童謡唱歌のボランティアから戻ったのは午後1時を過ぎていたか。
簡単に昼飯を済ませてから、35°の焼酎を頼んであったので作業に入ることにした。
5月10日頃に満開になった八重先の桜の花を小さくしたのが咲く、背の低い木に赤い実が沢山実った。
花の名前は解らないがユスラウメに似たような実だがすこし大きいかもしれない。
完熟の赤身を口に入れると酸味よりも先に甘味を感じた。
昨日摘んできたのが1.5kgあったので、果実酒を作ることにした。

            《この花の名前教えてください》

赤い実をきれいに洗い熱湯で消毒した瓶に氷砂糖+赤い実+氷砂糖+赤い実と交互にいれて焼酎を注ぎ入れた。


3ヶ月すれば飲めると云うが、俺はアルコールが一切ダメ!!
となるとこの液体は何処へ消えることになるのだろうか?


夜には近くの津金寺で花火が上がっていた。
あまりにも近すぎるのと神社森に遮られ見えない。
俺の花火の好みは遠くでパッと花がが開き少し立ってから音が聞こえるのがよい。
あまり近くで見上げるように見るのは風情も有った物ではない。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする