田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

お盆には 千の風も いそがしそうだ

2008年08月14日 | 日記
8月14日(木) 朝靄 晴 午後には雷と少しだけの雨 夕方 晴れる

全国的にお盆と言うことでオリンピックを除けば静かな空気が流れている。
浅間山も小噴火以来姿を現さなかったが・・・・
朝靄が晴れて来ると薄墨で描いたようにぼんやりと姿を現した。
水蒸気を湯気に替えての噴煙は僅かに真上に噴き上げ直ぐに北からの風にのって雲となってたなびいていた。


朝飯を摂っていると向かいの山の上に不思議な雲が現れた。
この場所はいつも雲が湧くところで積乱雲の時もあれば傘雲の時もある。
今日はなぜか子どもの形に変えて現れてた。
これから風に乗って故郷へ向かうのだろうか?

次にでた雲は山の斜面を東に向かっている。
いつもは鯨や鳶、エイなど動物や魚の姿になって風に乗るのだが・・・・・


想像力逞しく一日中雲を眺めがているのが好きだ。
庭にしゃがみ込んで雲に向かってぶつぶつ云っている姿は俺自身第三者になって思ってもおかしい。
スペクトラム指数で自閉的兆候が判るということなのでPCのサイトを探ってみたことがある。
ここでは医者へ行く前に自分で検査ができるというヤツで・・・・
俺自身相当確信してのテストだった。
勿論この場で結果をお話しするわけにはいかないが・・・・
如何でしょう以下のサイトで・・・
意外にブロガーはその傾向が強いと察していますがネ
自閉症スペクトラム指数(Autism-Spectrum Quotient: AQ)自己診断
http://www.the-fortuneteller.com/asperger/aq-j.html
話がだいぶ偏った方向へ行ってしまったがお許しを・・・

午前中は相変わらず町づくり研究会のアジ的パンフを作りながら、度々空を伺いながら過ごしました。
昼飯はお盆と云うことか蕎麦に揚げ豆腐という簡素なもので軽く済ませました。
南の空には秋を思わせる鰯雲が展開するのかと思わせるような雲が発生しまた。
相変わらず山の先からは様々な形の雲が生まれては旅だち風に乗っていきます。


秋の空を予想していたのですが4時頃には俄に東から黒い雲がだんだんと広がって此方へ近づいてきます。
一時間ほどすると雷もかなり近づきPCに影響でもあるといけないのでいったん電源を切りました。
まるで合図のように大雨が音を立てて落ちてきてガラス戸を開けて障子にしてあったところにボコボコ云わせます。
大あわてで家中の窓を細く閉めるのですが、愛息Sala雷に弱いもので俺の脇にピッタリと付いてきます。


一時間ほどで雨は止むとこれまた、北と西の山から一斉にヒグラシゼミが鳴きだしました。
東の黒雲も北風にのってちぎれるように南へ流れていきました。
上空は青空が広がり浅間山はすそ野を青く見せていますが遙か上の方の雲が赤く染まっています。


今日は一日この山裾集落を囲む空と雲を観察してみました。
世の中が盆と言うことで出歩くこともなく、会議は全てこの期間はお休みとありがちお盆です。
我が家は盆という特別なメニューもなく行事もありません。
ただただ、心のかで祖先に感謝、あの世に先立った先輩方々に感謝ということです。
美しい自然に囲まれて日々の糧を得られるのも先達のお陰です。合掌
コメント (7)
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山裾の虫たち

2008年08月14日 | 日記
8月13日(水) 湿り気のある風  蒸し暑い 午後 雷小雨 

熱さも盆までと言うから今日が山場だと勝手に思っている。
温暖化故のことこの熱さは何れは涼しくなることは確実だと想い・・・・
“今日から暑いとは云わない”ことにした。

午前中は宿題の図書室のバージョンアップをどうしたら良いか!!
と言うことに取り組んだが・・・・・
文科省もHPを見ても良いことを云っている。
この町の図書室に関わる経費は全人口に割り当てると一人100円以下になるだろうか。
淋しい限りだが夢を持って将来の展望を開こうと云うわけだ。

休憩がてら裏山へ登ると最近庭に姿を現さない蝶やトンボが迎えてくれた。
幸せを呼ぶというモンキチョウ・・・・
いつまで待っても翅を広げてくれないからそれほど歓迎はしてくれてないのかもしれない。


近くに同じ蝶がいるが日陰になったところにいるので白っぽく見える。
前にも同じような蝶がモンキチョウの♀と図鑑に出ていた。
朽ちた葉に止まりジッとしているが何を吸収しているのだろうか?


山の一番高いところと云っても我が家から100mは上がらないと思う。
明るい草むらに陽炎のようなトンボが止まっては浮かび止まっては浮かぶことを繰り返していた。
後で図鑑を調べると“オツネントンボ”となっている。
越年(年を越す)トンボなのか?どのようなのだろうか?


雷の音が激しくなってきたので家に戻るために坂道を下ると誰かが見てるような気がした。
横を向くと一段高いところ、俺の目の前に先日、俺の手の上でMを見送ったヤツがいた。
“コミスジチョウ”少ししゃがむと目があった。
カメラを近づけても全く動こうとしない・・・・
そっと手を出しとサッと飛び上がり見えなくなった。
距離を置いての観察とは益々素性を知りたくなってきた・・・・


坂道を下ると日陰に入り再び明るいところへでると小さな蝶がヒラヒラしている。
“ヤマトシジミ”だろうか、止まっては直ぐに飛び立つ落ち着かないヤツだ。
予想していた所に再び戻ってきたのでパチリ グッドタイミングだった。


更に降ってくると同じような小さな蝶だが今度は直ぐに止まりウラナミジャノメチョウと見た。
ところが図鑑を見ていると蛇の目数が少し違うようなので、確認すると「ヒメ」が頭に着くようだ。
“ヒメウラナミジャノメチョウ”少々長い名前だが同じような文様の物が多く蝶の名前は難しい。


今日の写真は虫ばかりだが我が家の界隈山裾には沢山の虫がいる。
小さな花に更に小さな蜘蛛が数匹固まっているなど不思議な世界だ。
近いうち山裾生き物図鑑を作ってみたい。
一番に興味をそそる生き物は俺と愛息Salaになることは間違いない。
コメント (6)
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