田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

戦争の証言がなくなる世の中にしたい

2008年08月11日 | 日記
8月11日(日) 霧 晴 日中の熱さには参る 夜には涼しい風が入る

午後は小宮山勇樹さんの写真展の準備をした。
明日が初日になるがどの写真も彼が好奇心一杯の心で写したものだろう。

                    夜9時からNHKBS
                『証言記録 マニラ市街戦』
              ~死者12万 焦土への1か月~

太平洋戦争中、フィリピンのマニラで行われた日米の市街戦は12万もの死者を出したという。


アジアの国々は自国の戦でもないのにアメリカ、日本の戦いで沢山の住民が戦禍にに逃げまどい命を落とした。
日本に生きて返っり60年たっても何故という問いを自らに課して悩み悲しむ。
戦争に勝った米国人でさえも人としての生き様を戦争というものに棒に振ったと懺悔する者がいる。

彼らの証言を一語一句しっかりと受け止めて聴き入ると、俺自身も彼らの犠牲で戦平和な時代が来ていることに意識を持たなかったことに悔いる。

今日のブログは写真すら載せられない、載せてはいけないような気持ちが今でもつづいている。
戦争は決してしてはならないことは肝に銘じているが、さて俺があの場にたたされたらどうするだろうか?
其れでなくても今、グルジアで戦が始まっている。
明日も明後日も戦争に行った人の証言がつづけられるのだろうが、何時になったら、戦争の証言が世界から消えるのだろう。
少なくとも日本のように60年も戦争をしない国が世界中に広まればよい。

今日の心境は一枚の写真をも載せる気になれない。
コメント (3)
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