田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

月明かりの眩しさに原始を感じる

2009年04月09日 | 日記
4月9日(木) 快晴 夜明けはだいぶ寒さが戻った 日中は暖かで穏やかな一日

二・三日前からヤマボウシに去年巣立ちをみたモズの巣を盛んにつつく鳥が来ている。
今朝は始めてシャッターを押すことが出来たが、来ている鳥をよく見ると、モズと言うよりはホオジロのように見える。
モズの♀にしては顔の周りの白い模様が違うようだが・・・何という鳥なのだろうか?


やがて鳥が急に地面に降りたと見えたが、実際には上の枝に移っていた。
地面に落ちたものは何か興味が湧いたので、直ぐに外へ出た。
一瞬身体が締まるように空気が冷たい。
今朝は気温が下がったようだ・・・・
ヤマボウシの樹下へ行くと、去年モズが子育てをした巣が落ちていた。
鳥は同じ巣を使わないと云われているが、果たしてあの鳥は何故この巣を木から落としたのだろう。
巣は草の茎や葉、それと畑で使う黒いマルチ(ビニールの布・地温を揚げるためと雑草が生えないため)が使われていた。


10時に役場に出向き、平成21年度がんばる地域応援事業交付金申請に対してヒアリングを受けた。
二つの申請の内、「たてしなエコ・クラブ」の活動に対してはすんなりとOKとなったが、音楽会の方は主旨が違うという。
『町民が自らがんばることに対しての支援』と言うことで、演奏家を招聘するなどは目的外だと云う。
がんばることで地域が元気になればよいことだが、頑張らなくてもげんきな日々を暮らせる幸せ者がいるのだから仰せの通りとした。
因みにMの関わる「合唱祭」はOKだったという。

帰りにはJAにより集落の公園の落成式にどのようなことをするか相談した。
JAと云うだけで銀行と同じ形態になっているが、親しみやすいのは何故だろうか?
公園以外にも山の整備など楽しい話で盛り上がってしまった。

午後は庭の樹木の植えかえや剪定をする予定だったが、なんとく草臥れてボーっとした時間を過ごしてしまった。
4時過ぎに庭に出て水仙の咲きそろったところで、その種類を確認したがまだ、まだ蕾のものが多く花の大きなものだけが咲いてるようだ。


浅間の山はうっすらと黒い噴煙が昇っているのか、僅かな夕焼け色の空に静かにしている。


東の山並みを少しだけ浮き上がらせて満月が昇ってきた。
高度を増す毎に辺り一面の空気に明るさを反射させてるようだ。
細い三日月も好きだが、満月の堂々としているが頼りなさが好きだ。
コメント (6)
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