田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

田舎に生きると云うこと 変更した予定ながら

2010年04月11日 | 日記
4月11日(日) 小雨  曇り  午後から 再び 雨

今朝は案内のあったとおり7時30分にKさん宅へ集合とそのつもりで・・・
15分前にマイクロバスが坂を登っていくのが見えた。。 早い!!
急いで最後の支度を調えて家を出る。
既に喪主の挨拶も終わり、余韻のながいクラクションが響いた。
残った俺たちは役員の挨拶のあと作業の段取りが説明される。

田舎に住まい日々を集落で過ごすという云う中でのこと・・・・
手に手に熊手や竹箒、バケツに水を汲み手にする者・・・
急登の道には落ち葉がたまり足が滑る・・・・
墓堀りと表現するのだが、墓地の清掃を集落の若者ですることとなる。


墓と云うと都会育ちの俺には墓地、や墓園と称し整然と碁盤の目に並べられた墓石を想像した。
しかし、ここでは山に囲まれた集落故墓所も郭(くるわ:本家・分家・その分家)などの墓が先祖を中心にまとめられている。
墓地に向かうには参道と呼ぶ山道で趣き有ること甚だしい。
熊手や箒で落ち葉を掃き集める者、墓石を水で洗い清める者・・・それぞれが別れての作業も手慣れている。
一通り作業が終わるまで一時間半くらい掛かっただろうか?
縄や紙などをきれいに燃やし灰は穴を掘って埋める。
そこへ喪主が用意したアルコールに乾き物で献杯と相成った。


この先は解散と云う段取りと思っていたが、10時半には礼装での集合とのこと・・・
仏様が帰ってくるのには少々早いと思いながらも今日の予定は預けた身・・・・
ズボンのサイズを心配しながらもなんとか腹を押し込み定刻前に集会所へ出向く。
こんどは大型のマイクロ?バスが待っていて、ここでも俺が最後だった。
バスの中での説明で知ったことは今日の帰りは3時頃になるという。

10分ほどで隣町のセレモニーホールに到着、朝には作業つなぎに長靴姿の全員が黒ずくめで会葬御礼やら、会場ご案内・・・
一段落すると和尚さんの読教に合わせて全員が かんじーざいぼーさつ まかはんにゃはーらーみーたー・・・
田舎に住まうという徹底ぶりも都会では想像できないことが繰り広げられるのです。

これを由とするかは個人の問題だが・・・・
俺的には 色即是空もたまにはよいのではないだろうか。合掌。。


我が家にたどり着いたのは4時を廻る前・・・再び空からはポチポチとモノ降りがある。
明日は雨模様と・・・
今年は珍しく梅と桜が別々に咲くようだ。
毎年、梅と桜とレンギョは同時に花を開いていたように思う。

梅は9分どおり花を開いたがその足下にはつる性の植物に紫の花が開いている。
何時もはもっと遅く花を見たように思うが・・・・
花の名も調べ直さないと忘却の彼方へと飛んでいるようだ。


ヤブイチゲ?だと思うのだが、蕾を開きかけたまま寒が戻り辛そうにしている。
生成りがかった蕾も既に虫に食われたのか?
冷たい雨に当たる前にもう一度太陽の温もりを感じて欲しい。


雨脚が徐々に音を立てるようになっているが、レンギョが未だ満開にならない。
韓国では桜と並ぶほどレンギョが春の花の代表となっているそうだ。
青空に生える黄色も雨模様の空ではくすんで見える。
責めてもこの雨で黄色の色落ちはさせたくない。
住んだ青空に黄色い花をいっぱいに広げた花を見せて欲しい。


雨に弱いのは、リビング前の桜・プリンセツ雅という。
濃いピンクと大きな花が特徴なのだが、これも寒が戻り蕾が色濃くなったままお預け状態にある。
レンギョと同じように雨には当てたくない花の一つだろう。


一日の予定を変更しながら明日も雨、りんご園の薪材お運び出さないと消毒の作業の掛かってしまう。
予定を変更して明日の雨は晴れに川ってもらえないものだろうか?
コメント (4)
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