田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

花も樹も人も 春の息吹 雪をかき消した

2010年04月17日 | 日記
4月17日(土) 雪   午後には止み 久しぶりの青空が広がる

朝には一日中降り続くのではないかと思う得るほど真冬状態だった。
やがて雪がやみ濃い霧に変わるのは3月初め頃のモノ降りのあとの天気と々だった。
それも僅かな風と共に霧が晴れ、雲が明るくなってから青空がでるのは午後のことだった。

雪が止んだので外に出てみると雪掃き用のプラスチックスコップの半分以上の深さがあった。
春の雪にしては軽い、25cmは降ったのだろうか?


昼頃には雲が流れときたま薄日が雪に淡い影を落とした。
まだ新芽をだしていないヤマボウシに山鳩が止まった。
既に婚姻色を表し首から背中、そして胸に掛けて美しい色を地面からの反射光線が際立たせている。
       

鳩も地面の餌場を雪に閉ざされて途方に暮れているようで直ぐに飛び去っていた。
庭の草木がどのようになっているのか、気になって一回りをしているとき、大内道を登っていた集落のHさんが降りてきた。
明日の祭りの準備があるから・・・・峠の頂上にある六天魔王地蔵尊の祭りだ。
彼は当番ではないのにこの道の除雪を行うと云う。
明日の祭りは子どもの無病息災を願うものとなっている。
         

除雪をしてもらった道を登っていくと、地蔵尊の前垂れと帽子が新しい物に変わっていた。
少し前にKMさんが竹箒を持って登っていたので彼がかけ直したのだろう。
裏山に回りこむと梅の花が咲いているのかと・・・・
近づくとネコヤナギが咲く? 春の息吹を感じた、
         

下の方の枝先を見ると日当たりが少ないのかまだ青みを帯びた花が美しい。
ネコの所以なのだろうか? 。。。。 白い耳のように見えるのがキュートだ。


更に進むとグミのような小さな花が咲いているが・・・・
グミにしては早すぎる?? 
山の木々も早くから花を開きすぎ、雪に負けたのではないかと心配をしてしまうが・・・
       
      《この花を図鑑で調べると「チョウジサクラ・丁字桜」とあった》

裏山の道を行きつ戻りついろいろな樹を見てるとダンコウバイが咲き出していた。
既に山を回り込んだところは日当たりがよくダンコウバイが群生している。
実生が育ったのだろう?
大小の樹に黄色い小さな紙で作ったような花が春らしさを感じる。


時間の経過がわからないまま裏山を徘徊していたが影の長くなっているのに気がつく。
振り返ると唐松林には陽が落ちて、急に空気の冷たさを感じた。
コメント (4)
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