田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

壊れた道具では 次の作業と云う訳にはいかない

2010年04月25日 | 日記
4月25日(日) 晴れ  快晴  穏やかな一日

昼からはなんとしても片付けないといけないチェンソーの修理がある。
先日も業者が来たときに調子が悪いことを云うと機械見ながら積んである薪材に目をやり・・・
“チェンソーが小さすぎる”このチェンソーは枝おろし程度に使うモンだ!!と云われた。
俺的には切る相手が大きすぎることと今回の故障の問題は違うのではと心の中で思った。
専門的な山仕事をするには確かにチェーンの長さが短いしパワーも欲しい。
リンゴの樹も幹を切るとなると何回も切り口を変えながらだましだましやる。
あと10cm刃がながい機種だと作業は楽にこなせるだろうし、確かに今回の安全装置の故障も免れる。

ブツブツおかゆを炊くようにダメなことを思い出しても俺的ではないので早速作業に取りかかった。
先ずは分解するためにセットしてある持ち歩きよう工具箱を開けた。


ところが不具合の源、ブレーキ部分を分解するのネジ穴が合わない。
ねじ穴と行っても凹部分が六角星形レンチを使うようになっている。
これに合う治具がないのだ・・・・六角L型レンチでは角がヒッカかからない!!
思案の末別の工具箱大中の二個をひっくり返して厚めの-ドライバーを捜した。
ドライバーもエラが張ってない(軸の棒の幅で先が-になっている)ものでないと具合が悪い。
そんな拘りを持ちながらヤスリで両脇を鋭く尖らして六点の対角線に噛み合うドライバーに加工した。


強力なバネでエンジンから回転を刃に伝えないようにする部分の駒が外れていることが原因と解った。
それを解決するには更に分解が必要になりカバーを外し中のスプリングを外した。
これが後々時間がかかることになっていなってしまった。


スプリングを指の力で押さえ込みながら何回も試みる・・・・
これが解決したことで組み立て作業に入り、試運転までの運びとなった。
自分で解決した故障の復活に相応しく静かな集落にエンジン音が響き渡る。
ヨコにあった薪材に軽く刃を当てると吸い付くようにリンゴのチップが舞う。
祝砲に近い爆音には不釣り合いな細い木は少々役不足のようだった。


もう一度細部を点検し、組み立てのときに射したグリスやオイルが溢れていないかなど・・・
点検してみると完璧な状態、業者にだせば『オーバーホールもしておきました』と大層な請求書と共に帰ってくることだろう。
しかも、数週間という間、作業が滞るのが怖い。


全ての作業と片付けが終わる頃には5時を過ぎていた。
下の畑ではジャガイモの種薪の準備でも始めたのだろうか?


人様の作業をみてから我が家の畑をhじめる事にしている。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする