田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

花柄を美しく変身 “手ずくな”の技と愛情

2011年10月07日 | 日記

10月7日(金) 晴れ   穏やかな一日  風も無く温かい

このところ庭の片付けも冬に備えての薪づくりもお休みと少々怠惰な生活送っていた。しからば、予定は未定の今日こそは優先順位に薪作りを掲げて、朝から外にでた。

温かい太陽の陽射しを受けながら、先ずは生ゴミを堆肥化している段ボール箱をのぞく。ほぼ順調ということで庭を一廻り、草丈も伸びてはいるが、そろそれ枯れる時期、その前に草の紅葉を楽しむのも乙なものとする。一廻りしてリビングの前の戻るとAlgoとSalaが日向ぼっこをしていた。この二人の行動は不可解な部分が多く、6才も小さいAlgoはSalaに対して少し態度が大きいように思える。

東の部屋に行くとガラス戸越しにカマキリがリアルに障子に写っていた。カマキリは交尾をしながら雄を雌が食ってしまうという。恐ろしい生き方をするが、彼らが枯れ木に刺されたモズのハヤニエなどを見ると哀れだと思う。

昨日のことだが、Mが友人Rさんから手作りのobjetを貰ってきた。見ると、アヤメの花柄に布で作ったカラフルなものを差し込んである。その配色や微妙な姿が花のつぼみを連想させて可愛いものだ。

彼女はこれを冬の“手ずくな”として、福祉施設に寄付しそこでは町の販売所で売り活動資金にしていると云う。

アヤメは俺の好きな花でもあり、土手の上に並べて植えてある。5月の半ばから6月の上旬まで咲き、雨に濡れたときの美しさは初夏と夏の間の喜びになる。

今は種を採るために花柄を残してあり、Rさんに電話をして材料の提供を話すと、喜んで受け取りに行くと云う。町内ではアヤメが咲いているのをよく見るが、種が出来るまで置いておく人は少なく、花が終われば刈り取られてしまう。

 

俺の作業に合わせて午後3時に来て貰った。花柄と種を分けて、種は先の環境フェアでもブースをだした花種交換所・花種銀行に託すことにしている。

手ずくな のアヤメは見せにだすと直ぐに売れてしまうそうだ。その可愛さをヒミツを探ると中の布にあるように思える。この布は古着をほどき、小さい袋状にして中に綿を詰めているそうだ。布の紋様といい色、柄が微妙にノスタルジックに浸れるのだろうか?今やこのような配色も大正・昭和のレトロを感じさせてくれるのだろう。

夕方はヤボ用で出かけたが、その間に電話があり、今夜はボランティア団体の機関誌“ゆい”の編集会議だった。俺は社協のスケジュールがキャンセルと勘違いして ・ ・ ・ 平身低頭 この所ボケが多い。スケジュールのアラームを二重にして24時間前と1時間前にセットしてある。それを全て削除してしまったのでは言い訳にもならないだろう。

コメント
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