10月27日(木) 晴れ 気温は低いが 陽射しは温かい
午前中は芦田商店街の床屋と靴屋へい行った。夜の会議資料を見なおしていると急に髪の毛がうっとうしく感じて、何時もの床屋へ電話をすると英ちゃんは出かけているが、10時半には戻って来ると女将さんが言う。出かけりゃ鉄砲玉の俺には信じられないくらい正確、俺が店に10時半に入ると着替えているところだった。
昼飯を簡単に済ませて ・ ・ ・ と何時もの通りだが、今日は冷凍庫に入ったご飯を電子レンジであたため、ラップに包んであるまま△お握りにしてから魚を焼くロースターで一気に両面をこんがり焼いた。出汁醤油を刷毛でぬり再びロースで炙ると本格的な香ばしい焼きお握りができた。
午後は気分転換に何時もの散歩道を歩く。春にはキツネと出会う路だが今はそれもない。子育て中と見えたキツネは今は何処に行っているのだろう。
明るい爽やかな緑色だったヤマホップも今では秋色と云うよりも枯れ葉色に変わっている。煎じると花粉症に効果があると云われたが、俺はそれまですることなく春が通り過ぎた。
山の陰では今頃山椒が赤くなっていた。家の裏山では既に赤い実が撥ねて中の黒い実だけが僅かに残ってるだけだ。
路の脇でジシバリが陽が陰ったためか花がつぼんでいた。その脇にハエの仲間かアブの仲間だろうか、何時も見るアブに似たムシがいた。胴体には黄色い帯が三本あるが、頭部には二本の縦の線と青グレーの色をしている。また目も茶色ではなく緑がかかった色だ。
花の大きさから見ても小さなムシ、ハチ、ハエ、アブの何れかであることは間違いないが、羽の大きさからハチではなさそうだ。図鑑を見ても似ているものはいるが、胴が似てれば頭が違う。目が似ているモノの胴体が太い等々 “ナシラズノハエアブ”とでもしておこう。
こちらはズバリ、ウラナミシジミ蝶となる。キュートな尻尾(飾り)を持った蝶だが、夏に見るのとはことなり、ヤケにケムクジャラ、ヤマバトの胸毛のように見える。生まれは温かいところで冬の信州では過ごせない。これから向かう深まる秋をどのように迎えるのだろうか?
大きな木が覆い被さるようになると赤い実が目立つようになる。赤い実でもいろいろあるが、これはラッパのような花を見せたチョウジサクラ、可愛い赤い実がやけに目立つ。
同じ赤でもこちらは朱色になる。ツリバナの実は緑からベージュそして、えんじ色に変わると弾けて中から朱色の実が出て来る。大きさを測ったことはないが、弾ける前と比べると急に大きくなたように見える。
チョットした散歩の気分が大分長くなった。東隣の集落との境を一気に降り家に向かって歩くと錦が種を地面に落とそうとしている。辺りには実生の若芽が沢山見えた。
90分の散歩だったが歩く距離は短く歩幅も小さい。カメラを持って歩くと運動にはならない。被写体に向かってジッと動かないように息を止める。これでは運動よりも身体に悪いようなきがする。
ノコンギクの花も終わろうとしているが、このシベの形を見ると彼らは、何の意図があってシベを丸くしているのか ・ ・ ・
受粉が出来たという OKサインでもないだろうが ・ ・ ・