田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

秋だから ちょっとヘンな仲間と 焼き芋

2011年10月13日 | 日記

10月13日(木)  曇り   風はないが寒い 夕方には西に青空

朝から陽がでることはないと決めつけられる曇天、こう言う日は焚き火に限る。焚き火と云っても目的は、腐乱病にかかったリンゴの樹を燃やし細かい炭を作る。これを畑に鋤込むと微生物の繁殖によいとされている。

錦木は紅葉を通り過ぎて葉が落ち始めている。真っ赤に色着いた実はもうすぐ弾けて中の橙色の種を見せてくれるだろう。 

日々のお勤めのように通ってくる I 家の猫、我が家が余程居心地がよいのか、我が物顔で寛ぐ。彼らは親子か兄弟かは定かでナイが仲間意識が強く、必ず誰かがジッと俺を観察しているのが怖い。

猫たちは外でじゃれ合っているころ、我が家の二人も不思議な関係にある。昼間はあれほど対抗心が強いが夜になると同じベッドで丸くなる。尤も、これは寒くなってからのこと、Salaは体温が高く寒がりや、Algoは身体が小さくヤセッポチ、Salaのベッドにモグリ込むのはこの秋からの話だ。 

AlgoとSalaは不思議な仲間、この小さなAlgoのベッドに二人で入り込むのはなんの意味があるのだろうか?

 

俺は朝から煙に惑わされながら完全に燃えてしまわないように火の番をする。これが意外にめんどくさくて完全燃焼させないことは煙がでることになる。その煙は不思議に俺に向かって来るのだから始末がわるい。 

 

秋の焚き火=“焼き芋”となる。Mから芋と新聞紙、それにアルミホイルをもらった。新聞紙は広げたままの2枚で芋をしっかりと包み、たっぷりの水に浸け、アルミホイルを二枚重ねにして密閉度が高くなるように閉じる。 

 火加減を調整して熾火を下に敷き芋を乗せる。その上に高温になるようにしっかりした木を乗せて風が入るようにした。

 

火を見ながら芋が焼けすぎてもいけないし、生焼けでは旨くない。燃え具合を調整するのに棒を使うが、これで芋やアルミホイルに傷が付くと中の水蒸気が出てしまうので芋は炭のようになる。

  

弱火から強火にして90分くらい経っただろうか?その間に一・二度さわってみて弾力性が出て来ればよい。時間もだいぶ押してしまい、オヤツノ時間はとっくに過ぎてしまった。

芋を取り出し熱いので慌てて包丁で切った ・ ・ ・ カメラを向ける余裕もなく、切り口を見ると最高の出来映えだ。新聞紙は完全に乾いていてしかも、焦げ目は一つも無い。

先ずは味見としてガブリとやるが、確かに“栗より旨い”芋の良さはあるのだろうが、俺の火の番がモノを云ったようだ。甘さもホクホク感も、全てを足すと十四里は優に越していた。

秋のアウトドアは焼き芋に限るが、近日中にはサンマ大会もやりたい。焚き火でサンマを焼く ・ ・ ・ 大根が採れるのはいつ頃だろう? 

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虻蜂取らず 何か中途半端な一日

2011年10月13日 | 日記

10月12日(水)  晴れ   薄い曇が張り出す  

昨日の薪作り、久々のことなので身体のアチコチが痛む。痛みと云うと苦痛が伴うようだが筋肉痛は少しだけ快感が伴う痛みのような気がするし、日頃の運動不足を顧みる良い機会ともいえる。薪を抱えて積み上げるとときの運動量は日常の数倍の運動 ・ ・ ・ ならば今日は安息日とするか。

いつものよに朝の片付けの一つ、生ゴミを堆肥化する段ボールコンポストに入れる。始末をして玄関脇のツワブキを見ると常連のセセリチョウがキュートな顔を見せる。

 

ここには様々な姿の蜂や虻が来ているが、それが蜂か虻か判断つかないモノが多い。ツワブキの花に隠れるというよりも軸に似せた身体の色を好都合に獲物を狙うカマキリも来ている。

石で囲われた中の一株、そんな狭い中でもカマキリが二匹もいる。獲物を捕らえる仕草を観察していると、一匹はジッと動かずに、己のカマが届くところにムシが来るのを意識していないかのように軸になりきって待つ。しかし、もう一匹は頭をムシが来る方に動かしては身体をゆっくりと近づけるが、狙われた蜂もそれを察しているようだ。

もう一息でカマを振り上げようとしたときに、先のイチモンジセセリがパッと離れた花へ飛び移った。するとカマキリは首を横に振ってから俺を見上げ、何かブツブツ言っている。彼の口の中が赤く見えたのと同時に“オマエがイルカラダ”と聞こえた。

午前中は、ボランティア団体の機関誌発行の執筆依頼などを済ませ、午後は「たてしな歴史研究会」の町外研修の打合せにでかけた。土曜日15日はいろいろな行事が重なっていて他に行くべきところがあるが ・ ・ ・ 

また、別件だが来月には町内のグループ「やらず会」(“やらず”は方言で呼びかけ“やろう”の意味)20周年記念コンサートがある。

実行委員長のIさんが積年の思いの丈をプロデュースしたものだ ・ ・ ・ チケットの売れ行きは芳しくないが、地域に見合ったコンサートにいたい。

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