10月2日(日)快晴 風は冷たいが穏やかな一日
3月から準備が始まった町の環境フェア、この小さな町が単独で環境イベントをヤルと云うことに疑問を投げる声が多かった。しかし、自分たちのために集まるという仲間同士の環境フェア、それを町も認めて動き出したのは6月に近い5月、それには佐久の環境フェアで役場の環境担当者との“町でもやろう”と語り合ったことを思い出した。
開会式の前には手作りステカンを会場進入路に立てた。周辺市町村から来てくれた人には判りやすかったの声に“嬉っ”
朝は8時から町内の国道142号線でゴミ拾いを行い、軽トラ山盛りのゴミが集まった。また、直前には参加ブース全員が集まり実行委員長のかけ声が“タノシクヤロウゼ”と盛り上がる。
商品も揃って余裕の菜ないろ畑のスタッフ
こちらも開店準備完了のVサインをするトクちゃん 後ろには東日本震災復旧ボランティアの記録写真、社協・たてしなふれあい園のブース
町内企業で一番乗りで参加をしてくれた「信濃公害研究所」レッドデーターブックに乗る“ホトケドウジョウ”が展示されている。
水槽のホトケドジョウ、田圃の脇の水路などにいると云う。これもイネ作りが減農薬?脱農薬の良い結果なのだろう。ドジョウと聞けば食の“柳川”を思い出すが、冠がホトケ、近くで見ると顔はヤナガワ“どぜう”とはひと味違う。口に入れるなと云ってるのは仏心の所以だろうか?
生き物の展示ではウサギとニワトリ、このブースは生ゴミを堆肥化して焼却ゴミを減らそうと云う「ゴミ減らしま専科」と云う団体のブースだった。生ゴミを食に還る手っ取り早い方法、彼らを食卓にと云うわけではないが ・ ・ ・
会場の北側の部屋は子ども天国フリマが展開された。絵本の読み聞かせや子守用具の展示など、授乳室やオムツの交換室まで備えた環境フェアも立科町ならではのものだろう。
たてしなエコ・クラブのウリはソーラークッカーでバナナを焼くのが受けている。先ずは試食と町長が味見、バナナを焼くというイメージからは、ほのかなジャングルの香がしたかは定かでない。甘いの ご発声!!
オープンする前から子どもたちも味を知って焼けるのを待っている。エコクラブのスタッフMさんは民政児童委員ならでは子どもの扱いは流石、子どもたちを引きつけていた。
慌ただしい一日もあっという間に終わり、閉会式となった。役場の環境部門を担う町民課長も大成功になぜか誇らしげな明るい声。
会場の撤収からテントの片付け全て全員で取り組めたこと、これが今回の環境フェアの意義あるものだろう。
来場者始め参加の皆さま ありがとうございました
一人 ひとり が主催者となることでイベントが大成功デシタ