10月10日(月) 快晴 穏やかな一日 体育の日ならでは天気
流石に本来の“体育の日” だけあって爽やかな秋空が広がった。家の中にいるよりも素晴らしい青空を楽しもうと庭にでた。
ミントの花で蜜を吸うキタテハ、動き回りながら盛りを過ぎた花の中で蜜の多いのを探しているようだ。
見つけ出した花は咲き始めたばかりか紫の色が濃い。口吻を花芯へ差し込むと、足を交互に踏み込むように押し当てている。口吻へ蜜を送り込む効果があるのだろうか?レンズをグッと近づけても全く意に介さないようだ。
穏やかな陽の暖かさと僅かな風、秋の彩りに優しく風がながれる。遠くから稲刈りか脱穀の機械の音が聞こえる。
こう言うときには音楽でも流そうと云うことで、DATのテーププレーヤーと簡易型のスピーカーを椅子の上に置いた。DATは今ではすっかり影を潜めてしまったが ・ ・ ・ 音質も良くBGMには最適だ。それよりも駆動する消費電力少ないのも俺好みなものとしている。
燦々と“たいよう”が輝いていることなので、ソーラーの発電で駆動するのがよいだろう。また、バッテリーの充電にも良いようだ。
さて、そうなると秋空と庭の草や虫たち、それに俺が聴きたい曲は ・ ・ ・ 器楽曲ならパガニーニのギターとバイオリン、歌ならオペラのアリアも良い ・ ・ ・ 昼前はカークビーのアリア集に決めた。
庭の草も盛りを過ぎると枯れると云われるが、しっかりと紅葉している。これを枯れたと表現するには寂しすぎませんか?
白樺は黄葉、紅色にはならいないが、この微妙な色は俺好み。
地面ではイヌタデの花に蜘蛛!!と思ったが少し様子が違う。蜘蛛が脱皮したのか他の虫に襲われたのかは定かでない。
ゲンノショウコウ 花を見せてもいるが、ここではしっかりと種をつくり、今にも大地にふるい落とそうとしていた。
庭の端では薙刀香需 (なぎなたこうじゅ)が咲いていた。この花は毎年同じ場所に姿を見せることがない。ゲリラ的に花を見せることから物騒な冠を着けられたのだろう。
小さな花が集合しているが、その一つはどうなっているのか見たくなる。紫の花瓣その先端は細かく切れていてシベの先端が黄色いのはどの花の同じようだ。