田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

桃花なく ひねもすもたり ひな祭り

2012年03月03日 | 日記

3月3日(土)  曇り  雪の溶けるのが見えるに暖かい 夜には寒さが戻る

太陽が出ることを信じて目を覚ましたが曇空、しかし、暖かいと云うとウソになるが寒くない。朝飯はいつもと変わらないメニューでオーブンで焼いたフランスパンにヨーグルトと変わったモノはない。桃の節句と云うかひな祭りの雰囲気もなく桃の花が飾られている訳でもない普通の一日が始まった。

玄関の棚に小さなひな人形が置かれているだけの桃の節句、ひな飾りを飾る雰囲気でもない日常、少し寂しさを感じるが、この小さな土人形でも充分に役を果たしている。ひな人形と云っても今日が過ぎて今月いっぱい玄関に置かれていても、ど~ってことはないのだ。

朝からポタポタと屋根の雪が音を立てて溶け出し、たまにドサッと云う音と共に瓦屋根を滑り落ちる氷の塊がガラガラを音をたて地面に落ちればドサッ、コンクリートに落ちればバッシャっと音をたてる。

外に出て見ると暖かい、風もないリビングの前庭では秋に可憐な花を見せてくれたクジャクソウがドライフラワーになって残っていた。今年は特別に冷え込んだ冬を過ごしながらも可憐な花の雰囲気を残しているのが愛おしく感じる。

除雪機の片側のローターが動かなくなっているので調べて見ると、シャフトに止められていたボルトが抜け落ちていた。太さの合うボルト・ナット・スプリングワッシャーを道具箱から拾い出し修理をしたが、10mmのオフセットレンチがないのでボルトの頭を押さえるのに苦労する。

レンチの先が曲がっているのは一本しかなくどうして締め込みをするとボルトが廻ってしまう。こう言うときにセットになったレンチが欲しくなる。道具があれば簡単な作業だが ・  ・ ・ 

こう言う作業をしていても汗ばむほどの暖かさになってきた。修理を終えたあと庭を一廻りしてみたが、梅の蕾も硬く、桜はまだまだのようだ。どうってことのない一日だが午後は薪の積み替えをして、新たに割った薪を運び込めるようにした。

雪くもに姿を隠す浅間山

コメント
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