3月5日(月) 雪 重たい雪 午後には 雨
昨夜から激しい風が吹き、戸袋の中の雨戸がガタゴトと音を立てていた。夜半には雨の音も聞こえなくなり、雪に変わったのが判った。しかし、朝になってこれほど沢山降るとは思っていなかったので、除雪をするか迷っていると集落のSさんがトラクターにハイドバンを着けて除雪に来てくれた。大きなタイヤにはチェンをしっかり巻き付けているが、この集落は坂が多いからチェンは必需品だと云っていた。
Salaは朝飯を終えると直ぐにストーブの前で横になるのが常になっている。Algoはベッドに入るより俺やMの脇にピッタリと寄り添うのだが、Salaは裏切らない温もりはストーブと決めているようだ。ストーブに寄り添うのはSalaだけではなく、冬の料理の定番スープがしっかりと載せられている。
外では雪よりも雨粒が多く感じられる中、段ボールで生ゴミを堆肥化している中は50℃と高い温度を示していた。スコップで天地返しをする度に湯気がモウモウと立ち昇る。先月末の講習会にはこの段ボールを持ち込んだのだが、温度は0℃と張り合いのないものだった。人様に“生ゴミは簡単に分化できるよ”ってアピールするときには温度が高く湯気ワクワクでなければ説得力に欠ける。段ボールが悪いのではなく。俺が生ゴミを投入するタイミングを間違えたことにある。
昼前には雨に変わり、屋根の雪が塊となって落ちてくる。雪崩ではないが、瓦に積もった雪の下を雨が流れるのだろう。その流れに底を救われてスコップ4杯分くらいの水分を含んだ雪がドシャッと落ちる。落ちた雪は直ぐに塊が崩れ形にはならない。
遅い昼飯はPizzaにするという。友人のTさんが育てた小麦粉に強力粉を混ぜ、ドライイーストを入れて発酵させたものだ。トッピングはその昔、三鷹駅の北口の近くにあった小さな店の田舎Pizzaを思い出し、ベーコンと玉子にチーズは少なめにした。できあがったもののイメージは粉の個性の違いか思いでどうりにはいかなかった。
次回はストーブの中で焼いてみよう