田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

氷風浅春 木々の芽生え

2012年03月20日 | 日記

3月20日(火) 高い曇 弱い陽射し 春分だと云うが まだまだ

昨日のつづき、シャックリの薬の副作用が続いている。薬の袋を見ると“コントミン25mm”とあるが、ネットで調べると睡眠誘発剤とあり、シャックリにも効くとある。呑む前にネットで調べれば良かったが ・ ・ ・ 後の祭り、と言うわけで、昼を過ぎてもボンヤリしている。

俺は睡眠薬なるものは初めて服用したが、こんなに身体が薬に敏感だとは思わなかったが。昼飯を済ませても身体全体がだるく、手指もむくんでいる。困ったことは、PCで団体の年度末の〆をやりかけていたが、その資料をどこから曳いてきたのか覚えがないのだ。数字も何を根拠にしたのか、記憶にないことが多い。俺のような日頃からボケが入っているような者にはシャックリが出ている方がよさそうだ。

頭を冷やすために散歩に出たが、裏山に崖をよじ登ろうとしたが足下が覚束ない。あらためて廻り道をして石積みの上を歩くと、春から秋まで小さな可憐な花を見せてくれるイブキジャコウソウが葉を真っ赤にして寒さに耐えている。風が通り抜けるところの葉は全て茶色く枯れているが、石の温もりに枯れることはなく、色を変えて一冬を耐えたようだ。

一段上がったところにあるムラサキシキブの中に、枯れた草が垂れ下がっていた。枯れ草の垂れた先に黒い実が表面をテカテカに光らせているが、この草の名はなんだろうか?このタネをもぎ取ってポケットに入れた。黒い外側の皮に切れ目をいれて、植木鉢に撒いてみよう。 

 

裏山に入りクマササを分けて登っていくと、低いところに落葉松の枝があり、松ぼっくりが着いてた。他の季節なら差ほど気にならないが、花の咲く春には間がある今、ダリアの花のように花びらが重なり合っていた。

不整地の山を歩くと長靴が脱げそうになるくらいに歩きにくい。上の道に張られた鹿除けのネットが見えるところまで登り、方向を変えて降りのコースを歩き始めた。ここは笹の中に太い樹ががある。だいぶ下がったところまで来ると、笹の中に獣道が見えて、その先にあるニセアカシアだろうか、雄鹿が角を研いだあとがある。掌で触ってみるとその角の力強さがキズの深さで判る。反対側の樹には同じ角のキズといっしょに茶色い棘のような硬い毛まで着いていた。ここは鹿避けの金属製のフェンスを張った内側であり、鹿は来てはいけない場所なのだ。

獣害と 云われし所以 人の業 追われし山を 我の居処に(哉)

更に下ってくると、辺りにはまだ春の芽を出している樹はないが、一本だけ赤い芽を見せてくれた。手指のような赤い芽はこの先、花になるのか?葉になるのだろうか?

 

 見るほどに 冷たき春の 芽の赤さ (哉)

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シャックリ止の薬で爆睡 予定はないが困ったものだ

2012年03月20日 | 日記

3月19日(月)  雪  昼前には晴れる 冷たい風

昨日は予報では雪から雨だったが、外れて雪も雨も降らなかった。しかし、今日は朝の内雪、それからは曇りのち晴れとなっていた。と思うのだが ・ ・ ・ 夜半の雪はやんでいたが、北からの風に乗って白く舞う風花が見えた。東の空は太陽の姿は見えないが、曇が切れてオレンジ色に輝いた。

立春前だと云うのに信州では景色はまだ冬。それでも僅かに春らしく思えるのは霧が多くなったこと。浅間山は厚い雲を押しのけて地表の霧が上昇する中、勢いよく噴煙を上げている。この噴煙は太陽が正面から当たる場所から見ると水蒸気と判る白い色をしているが、逆光で見ると黒く、如何にも活火山の威厳を表すかのように黒く見える。多くは噴煙を見せない穏やかと云うよりも辺りの山と変わらない平凡で温和しい山に見える。

太陽が高く昇ったころには浅間山に掛かっていた北からの雪雲は勢いよく南に流れ始めた。昨夜の雪で白く雪化粧をした浅間山。このときは僅かに噴煙を白く見せているが、北からの風に吹き上げた噴煙は押さえられ山肌にそって裾埜へと転がり落ちるように見えた。

昼前に生ゴミ堆肥の段ボールを開けると、中の温度計は40℃を示していた。昨年の9月から2~3日おきに800g程度の生ゴミを投入しているが、微生物の分解で全体量は段ボールの2/3程度なもの。今までは寒い日が続くと生ゴミは残っていることがあったが、近頃は殆どのものは分解されている。春が近いことを証明しているかのようなものだが、来月になったら肥料にするために畑の土と混ぜて再発酵させ熟成させたい。

夕方にシャックリが出始めた。どのような状況からかは覚えがないが、これが出始めると止まらなくなる。晩飯のときは止まっていたように思うが、再びシャックリがでて止まらなくなった。仕方なく、以前、医者に出してもらっらた薬を一粒呑んだ。栗の袋には「寝る前」と書いてあったが、これは、風邪薬にも書いてあるようなものとして気にせずに呑んだ。それが、30分もすると躰の力が抜けだるい、呂律がオカシイ、睡魔!!ものすごい勢いで睡魔が押し寄せてきた ・ ・ ・ っということで、いつもより3時間以上もはやい午後10時には爆睡していた。

今朝も起こされたのが8時 ・ ・ ・ 今になって昨日のブログを書いた。。

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