田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

震災に黙祷を捧げ エコな一日

2012年03月11日 | 日記

3月11日(日) 曇り   晴れ  冷たい空気 夕方には 一瞬の雪

昨日の大雪がまだ残るなか今朝は曇り空が急に青空に変わった。たてしなエコ・クラブの高齢の“エコを楽しむ一日”震災に楽しむとは ・ ・ ・ お云う声もあったが、副題は“守ろう命 明日は我が身"とした。

9時に会場の交流促進館・耕福館に集まった。プログラムに合わせて、炊きだし体験、町の出前講座・我が家の防災、そして昼飯の炊きだしのお握りに合わせた豚汁作りの準備、午後は佐久消防署川西支所の救急救命訓練となっている。

炊きだしは昼飯作りも兼ねているが、日赤のハイゼックス袋を使う。袋には米を半合入れて塩昆布や梅干しをいれ適量の水を注ぎ入れる。中に空気が入らないように輪ゴムでしっかりと止めてできあがり。先ずは此処までは全員でやるが、それぞれが自分の胃袋の大きさに合わせて米を入れるので袋の大きさは様々になった。全ての米が袋に入れられると、社協から借りた大きな釜に湧いた湯の中に金属のカゴごと入れた。

米が煮える迄30分掛かるが、この間に町の総務課から出前講座を頼んである。担当の武重さんは判りやすく、長野県のマニュアルに則りながらDVDを写して解説を加えた。また最近の地震情報を取り入れた立科町の地震情報を詳しく話をしてくれた。この町では町民に判りやすい防災の情報発信がなく、来年度から改定判を作るとのことで、我々のような一般町民から意見を聞きたいと、12時までしっかりと意見交換ができた。

昼飯は豚汁と炊きだしのハイゼックス米だけの予定だったが、参加者がデザートや果物、炊きだし食に合うお洒落な漬け物が多かったのはありがたい。また、ガラスのケースで焼いたケーキに苦みが効いた手作りマーマレードなど昨年の震災の時を偲ぶシンプルな食事を想っていたが ・ ・ ・ 

 

賑やかな中腹一杯食べたあとに救急救命訓練とは少々心配もあったが、川西消防署の救急救命師の巧みな話術と講座の進め方で一安心。先ずはmouse to mouse の人工呼吸、モデル君の気道を開けて息を吹き込むのだがこれが以外に空気漏れがしてうまくいかない。

人口呼吸と心臓マッサージお組み合わせた蘇生訓練を受け、次にはAEDの電気ショックを使う訓練を受けた。一通りの蘇生訓練の後は、餅を喉につかえさせたり、子どもが玩具を飲み込んだときの応急処置を学んだ。

今回の訓練と称する講座では学んだことは、救急車が来る前に如何に蘇生術を施すかで生存率が大きく変わると云う。

詳しくは下記サイト<たてしなエコ・クラブ>をご覧ください。

http://garbageate.exblog.jp/17299939/

エコクラブのイベントながら社会福祉協議会のようなイベントと云う意見もあったが、それなりに有意義な一日でよかった。町役場の担当者、川西消防署のお二方に感謝と共に、更に次の発展につながり、人の住みやすい町になることが参加者から語られた。

コメント
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