田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

ぼんやりした一日 睡魔に襲われた午後

2009年04月15日 | 日記
4月15日(水) 久し振りの快晴 昼前には雲が多くなり ボンヤリした一日

昨夜の雨がどれほど降ったのか畑にでてみた。
少しだけ土を起こしてみるとシッカリと中まで湿り気を含んでいる。
庭の階段を下りてヤマボウシのしたまで行くと、まだ寒い頃から花芽をだしていた白いクリスマスローズが花を開いている。
霜に花びらの先を焼かれ今年は花を見ることはできないと思っていたが、青空のなんとか姿を維持している。


朝飯を摂っている時にヒヨドリが桜の蜜を吸いに来ている。
彼の定食屋と化した桜の木も久し振りに陽の光を受けてくっきりと見えた。
まだ蕾が残っている細い枝にとまり身体をひねっているのでスマートになったように見える。


午後は公園に行き池の藻を取り除く作業をした。
レーキですくい取っては池から揚げるが、なかなか取りきれない。
地面に栄養分がありすぎるようだが、解決策が見つからない。


池の横ではアズマイチゲが花を広げている。
この花も元は沢山生えていたが度重なる工事のために少なくなってしまった。


なんとなくボンヤリして疲れがでてしまったようだ。
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雨 恵みの雨が降った 

2009年04月14日 | 日記
4月14日(火) 雨  夕方からは激しく降るありがたい雨

念願の雨が降る。
一ヶ月近く雨が降らなかっただろうか? ありがたい雨だ!!
信州では桜が満開になり雨に降られると困る人も多いと思うが、畑にも木樹にも恵みの雨になった。

朝は降っていなかったが、生ごみをダンボールに入れてる頃にポツポツと落ちてきた。
ダンボール式生ごみ堆肥化では空気の乾燥が激しいので二日おきに4リッターくらいの水を入れた。
今日は流石に乾燥しきってはいないが、63℃にもなっていたので、米のとぎ汁を400cc程度全体にいれた。
今日の一連の作業はこちらをご覧ください。→ http://garbageate.exblog.jp/d2009-04-15


昼過ぎには雨もしっかりと降りだし地面を濡らし始めている。
激しく降って貰わないと畑の中までは浸透しないだろう。
林檎園のYさんのところへ出かけたが、彼ら夫婦にも恵みの雨で久し振りに家に居るとのこと。
途中の山沿いの耕作放棄されてる田圃にはコブシが花を着けていた。
普段は目立たない樹だがこの時期には星雲のように姿を現す。


Yさん夫婦と少しだけ話をして帰りに役場を廻り、更に町内の農家で構成されている“菜ないろ畑”に寄った。
ここでは、レタス、セロリー、黒枝豆の種を買った。
雨上がりに蒔くのにグットタイミングだろう。
雨も明日まで降るという用法なのでグットタイミングだろう。


家に戻ると雨で風知草の新緑が鮮やかな緑になっている。
これで寒の戻りがないと良いのだが、霜でも降りるとこの緑も悲惨な眼にあってしまうの。


5時過ぎになると雨脚も強くなってきたが、リビングの目の前にある桜にはヒヨドリがきている。
彼のお気に入りの餌場としてあと数日は大丈夫だろうか?
雨の滴を貯めた花の蜜は甘さが薄まっているのではないか、ずぶ濡れのヒヨドリには甘い蜜を吸わせてやりたい。
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田舎暮らしは 家庭菜園から 

2009年04月13日 | 日記
4月13日(月) 風もなく穏やかな一日 春本番を迎えた

雲が多く熱さも差ほどでもない絶好の外仕事の日だ。
昨日まで花が開いてなかったアーモンドが幾つか花を見せてくれた。
桃の花より一回り大きな花 五つの花びらを広げた姿は優雅だ。


温暖化で暖かさが早くなっていると云われているが、体らだでは感じない。
しかし、草木の花の時期を見ると確実に早いようだ。
イカリソウも未だだと思って見に行くと既に幾つかの花が開いていた。


明日は待望の雨が降ると云うことで2日前に耕した畑に石灰を蒔いて浅く耕した。
ここには3種類のジャガイモを植える計画だ。
今年初挑戦するのはセロリ、ポップコーン、キビを蒔くことにしている。
どれもが俺が好きなもので、セロリはブルーチーズのディップを作ることにしている。
キビはご飯に入れているがキビ団子を作ってみたい。そして、
ポップコーンはソーラークッカーでポップコーンを作るのが夢だ。


畑仕事の合間に水仙の遅咲きの花を見に行くがどれもが咲いていた。
今まで気がつかなかったが、スズラン水仙のような小さな花だが、白い花びらの先端が緑になっているのがお洒落だ。


畑の道具を片付けてから西陽の光を受けた庭先を歩いてみた。
スギナの子・土筆が出ている。
土筆も見ると可愛いがこの胞子が飛んでスギナが増えるのかと思うと怖ろしくなる。


昨日から咲きだした桜“プリンセス雅”にヒヨドリが来ている。
いつものようにギャーギャー騒がずに静かに来るので、飛び立つときしか解らなかった。
少し離れた家の影から見ていると首をひねり逆さになって花に嘴を突っ込んで居るようだ。


花びら落ちないところから花を喰っているわけではなさそうだ。
身体を捻り首を反らしてのアクロバット的な動きをしている。
逆さになって首をひねるので息が出来なくなるのではと心配するほどだ。
また、一連の動きが速く手持ちのカメラではピントを合わせ手ぶれを防げない。


明日はリベンジで家の中から三脚を立てて狙ってみよう。
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藻を退治する方法を 教えていただけませんか

2009年04月12日 | 日記
4月12日(日) 昨日とは打って変わり曇り 風も少しだけ涼しさを感じた。

昨日は長時間の畑仕事で背中の筋肉と股の後ろ側が重たく感じた。
今日は安息日と云うわけではないが、外仕事はお休みとした。
畑は石灰を撒いて耕すことが残っているが雨が降る前効果的にやりたい。
水曜日には雨が降るというので明日の作業とする。

午前中はのんびりと過ごし、午後に久し振りに裏山を時計回りに散歩をした。
裏山へ行く前に庭の草花の様子を見ておこうと歩いてみると、スミレの咲いているのが目立つ。
紫色で葉は細い種類、意外なところに種が飛んで花を見せていた。


階段の横の斜面には上から種が零れるのに任せて蛇行しながら増えた白い花のスミレが咲いている。
城井の中ブルーの中心部がシックな装いを見せている。
白い花びらにブルーの中心部・・以前苗を植えた「深山菫」だと思う。


裏山へ登る途中には道の脇が土手になっているが、冬に鹿が群れて崖を登った道が出来ている。
冬場はそれほど目立たなかったが草が生えるようになると、その抉られ崩れた箇所が痛々しい。
300mくらいの間に何カ所も獣道があった。


秋には沢山の茸が採れる山道の脇には木々の新芽とともに花も見せてくれた。
昔はこの木の実を潰してロウソクの代わりにしたと聞いたことがあるが・・・・
アブラチャンの花が静かな森の中で目立って新鮮さを自己主張していた。


頭上高く何となく若葉ではないように見えたものはネコヤナギの花だった。
ネコヤナギと云うのもこの花のつぼみがネズミに見えるからネコを持ってきたのだろうか?


帰り道は神社を廻り集落の公園に寄ってみた。
ここにある池は藻の発生が酷く、炭をいれたりいろいろ試みたが芳しくない。
栄養分を吸収させるために芹を水に浮かべるように笊に株を挟んで入れてみた。
果たして効果は上がるのだろうか??

《どなたか 藻を退治する方法をご存じの方 教えていただけませんか》
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遙かぶりの農作業 楽しさに身体の悲鳴

2009年04月11日 | 日記
4月11日(土) 快晴 一日中雲一つ見なかった 熱い一日

コンポストで一年間生ごみを堆肥化したものに牛糞やストーブの灰、蛎殻石灰を混ぜて熟させた堆肥を畑にいれた。
畑は日本ホウレンソウの種を採るための畝とタマネギの二本の畝を覗いて全て堆肥をいれた。


植木鉢には去年撒くのを忘れたボリジの種があったので土を入れ替えてたっぷりの水を撒いてから種をまいた。
種の上にはチェンソーのオガクズをパラパラと振りかけた。
半分くらいでも発芽してくれると良いのだが・・・・・


畑の端に立ててあった杭を抜こうとすると蜂がとまっていて動かない。
活動する暖かさは充分にあると思うが、今年になって蜂を見るのは今日が初めてだ。
太陽の温もりを身体の中にため込んでいるのか、じっと止まっているが口の周りは盛んに動かしていた。


午前中の作業は堆肥をスコップで箕にいれて畑の畝に振り掛けながら歩くのだが、これが越しにくる。
少しだけ前屈みになる姿勢が腰をくの字にしたまま歩くことになるのでキツイ。
昼飯を採った後は少しだけウトウトしてしまった。

午前中は蕾だったリビングの前に植えた桜「雅」がやっと花を開き始めた。
花を咲かせるようになって3年目になるだろうか・・・・
今年は花数も多く色も少しだけ濃いような気がする。


西の端の土手の上に植えたコブシも昨日までは蕾だった。
午後に見ると白い花が開きしかも去年の倍以上はあるのだろうか?
実生から育て東京から共に移り住んだ花なので思いが深い木だ。


午後は休みながらの作業となったが、北側の石積みを綺麗にした。
花がらもそのままだったのを下から芽が出てきたので全て刈り取った。
次には南側のミョウガの上に籾殻を被せておいたのを平に伸ばした。

今日の最後の仕事は、「ツルナシエンドウ」の種を蒔いてみた。
種蒔きをして果たして地温がまだ低いのではなかろうかと思い、温度計を差し込むと22℃以上は昇らないようだ。
少し、早かったのかもしれないが・・・・
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初夏を思わせる 僅かに風の冷たさ

2009年04月10日 | 日記
4月10日(金) 快晴  暖かな一日 空気の乾燥が酷くなっている 

9時過ぎに町の東にある田園地帯塩沢地区へ行く。
「ふるさとプロジェクト」の巡見道マップ作りの最終的確認をすることになっていた。
一部道を変えては如何かと言う提案に沿っての現地調査だった。
それと、苗代桜の写真がなかったのでいつ頃咲くのかも気になっていた。
塩沢堰の開削者である六川長三郎家の墓地がある園地の入り口の桜は少しだけ花を開いていた。


今回のマップは既に発刊されているマップと重なる部分もある。
数年前に作ったウォーキングマップには苗代桜の咲いている最新が掲載されているが、あれからだいぶ大きくなっている。
初代の桜は近年になって枯死してしまいその代替樹として、和歌山県熊野権現へ出向き幼木を譲り受けて植えられた。
地域のシンボルとして、花見や農作業の時期を告げるようになっている。
http://www.town.tateshina.nagano.jp/dbps_data/_material_/localhost/gaiyo/download/bunka4.pdf

今日の時点ではまだ花は咲いていなかったが、蕾は膨らみ色づいていた。
来週くらいにはもう一度尋ねて満開の写真を撮りたい。

《右側の屋根が掛けられた黒く見えるのが枯死した初代苗代桜(樹齢350余年》

昼飯を終えた後に庭に出た・・・
畑も庭も雨が降っていないの乾燥しきっている。
生ごみをダンボールに入れるので覆いを外すとここも乾燥気味だ。
2日前にあれほどジョウロで水を撒いたのに基材(腐葉土と米糠を混ぜたもの)とダンボールの間が開いていた。


東の崖沿いにはレンギョ(連翹)が満開になった。
この花は韓国では桜と同じように春の花として大切にされていると言う。
韓国では「ケナリ」呼ぶそうだ。
このケナリの花が咲くと、若くして自ら命を絶った作家の鷺澤 萌さんを思う。
在日朝鮮人として彼女は『日本に居ると韓国人、韓国へ行くと僑胞(キョッポ)と呼ばれる』と云っていたのを聞いた。
※僑胞(キョッポ)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%83%91%E8%83%9E
彼女の軽妙洒脱な文体の著書は沢山あるが、その中でも春は『ケナリも花、サクラも花』だろう。


西側の大内道沿いの土手を歩くとくぼみの日だまりでジナシの花が咲いていた。
このジナシとボケ(木瓜)の違いは判らないが・・・・、どうやらジナシは背が高くならないようだ。


一回りして庭に戻ると一昨年植えた種類の解らない梅が花を着けた。
昨年は2輪だけ咲いたようだが葉ながらだけが残っていた。
我が家の梅の中で最後に花を開く種類らしい。


なんとなくのんびりとした一日
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月明かりの眩しさに原始を感じる

2009年04月09日 | 日記
4月9日(木) 快晴 夜明けはだいぶ寒さが戻った 日中は暖かで穏やかな一日

二・三日前からヤマボウシに去年巣立ちをみたモズの巣を盛んにつつく鳥が来ている。
今朝は始めてシャッターを押すことが出来たが、来ている鳥をよく見ると、モズと言うよりはホオジロのように見える。
モズの♀にしては顔の周りの白い模様が違うようだが・・・何という鳥なのだろうか?


やがて鳥が急に地面に降りたと見えたが、実際には上の枝に移っていた。
地面に落ちたものは何か興味が湧いたので、直ぐに外へ出た。
一瞬身体が締まるように空気が冷たい。
今朝は気温が下がったようだ・・・・
ヤマボウシの樹下へ行くと、去年モズが子育てをした巣が落ちていた。
鳥は同じ巣を使わないと云われているが、果たしてあの鳥は何故この巣を木から落としたのだろう。
巣は草の茎や葉、それと畑で使う黒いマルチ(ビニールの布・地温を揚げるためと雑草が生えないため)が使われていた。


10時に役場に出向き、平成21年度がんばる地域応援事業交付金申請に対してヒアリングを受けた。
二つの申請の内、「たてしなエコ・クラブ」の活動に対してはすんなりとOKとなったが、音楽会の方は主旨が違うという。
『町民が自らがんばることに対しての支援』と言うことで、演奏家を招聘するなどは目的外だと云う。
がんばることで地域が元気になればよいことだが、頑張らなくてもげんきな日々を暮らせる幸せ者がいるのだから仰せの通りとした。
因みにMの関わる「合唱祭」はOKだったという。

帰りにはJAにより集落の公園の落成式にどのようなことをするか相談した。
JAと云うだけで銀行と同じ形態になっているが、親しみやすいのは何故だろうか?
公園以外にも山の整備など楽しい話で盛り上がってしまった。

午後は庭の樹木の植えかえや剪定をする予定だったが、なんとく草臥れてボーっとした時間を過ごしてしまった。
4時過ぎに庭に出て水仙の咲きそろったところで、その種類を確認したがまだ、まだ蕾のものが多く花の大きなものだけが咲いてるようだ。


浅間の山はうっすらと黒い噴煙が昇っているのか、僅かな夕焼け色の空に静かにしている。


東の山並みを少しだけ浮き上がらせて満月が昇ってきた。
高度を増す毎に辺り一面の空気に明るさを反射させてるようだ。
細い三日月も好きだが、満月の堂々としているが頼りなさが好きだ。
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花芽を食す 地産地消旬産旬消 

2009年04月08日 | 日記
4月8日 雲は多いが暖かな一日

天気予報は外れ!! 今日は快晴で紫外線が多いから出来る限り幼児のない人は外に出るなと云っていた。
新人の天気予報師だったので当たると思っていたが・・・・
もっとも、曇りでも晴でも紫外線の量は変わらないのだと何かの本で読んだ。

午前中から外仕事にでた。
先ずは生ごみの処理ということでダンボールに生ごみを投じる作業がある。
このことは姉妹版サイトに詳しく載せたので是非訪問してみてほしい。
http://garbageate.exblog.jp/d2009-04-08

生ごみ堆肥の作業をしている間にMは芹と青菜の花芽を採ってきたという。
青菜は昼、芹は晩飯のおかずにするのだという。
新鮮な目の前で採れるものがその日の内に食卓に載る、地産地消・旬産旬消とありがち環境にある。
ましてや、食物を採取に行くにもガソリンを使わずに徒歩で行けるのだから嬉しい。


畑の肥料に使うコンポストの堆肥も熟成させるのに手間が掛かっている。
シートを外すと温度は56℃にもなっているので、このまま畑に入れるわけにはいかない。
天地返しをしたが、もっと細かく撹拌したいので管理機(小型耕運機)のワイヤーを除雪機のものと交換して動くようにした。
回転する羽で撹拌すると良く混ざり合ったようだ。
20日頃までシートを掛けて完熟させうることにした。


ついでに畑も種を採るホウレンソウ、チンゲンサイの畝は残して管理機で深く耕した。
進む度にカエルが泥だらけのまま出てくるから、まだ少し早かったのだろうか?


管理機を動かしていると“お・ひ・る・~”と云う声が聞こえたような機がした。
畑の入り口でMが叫んでいた。
昼飯は春のとれたての青菜の蕾辛和えだった。
また、最後のジャガイモだろうか去年のものと今年のものが同時に器に出てきたのがよい。


昼飯のお握りが大きすぎたので直ぐには作業に入れなくなった。
ぶらりと庭を歩くと西の端土手の上でコブシが花を開こうとしている。
東京の庭にあったコブシの実生を持ってきたのが年々花数を増やしている。


昨年始めて花を見せて実を付けたアーモンド、今年は最後まで実を守りたい。
花数も多くなり一つくらいは実からアーモンドスライスを作ってみたいものだ。


一番先端の東西に分けて梅を植えたが東の方は既に花が満開に近くなっているが、
西側の南高梅(だろう?)はヤット花を開きだした。
香りは僅かにこちらの方が澄んだ香りのようだ。

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ほのかな夕焼けの香り

2009年04月07日 | 日記
4月7日(火) 晴 暖かく 風もなく 穏やかな 春ウララな一日

いつもより早い時間の朝飯を終えた。
Mが免許証の書き換えだと云って隣町の警察署にむかった。

俺は、土曜日に行われた『たてしな歴史研究会』総会で、住所、電話番号など一覧表を回して訂正して貰ったものをPCに書き込んだ。

昼前に木曜日に農機具屋に頼んだ耕運機のアクセルワイヤーが届いたか電話をしたがまだだという。
今日のように天気がよいと早く畑を耕して春に植えるものの準備をしたい。
今年は、レタスは直まきにすることを考えている。

3時過ぎに溜まっていた片付けがやっと終わったが、外仕事を始める気は失せていた。
たまにはのんびりがよいということだ。
Mは福岡のブログ友から送ってもらた「柚子の種」で化粧水を作ったという。
焼酎とグリセリンに柚子の種を入れたと云う。
下の写真の左の瓶に赤い液が入っているが、これは昨年8月に庭の木の実を焼酎に漬けたものだ。
まだ、味を見ていないが下戸の俺には余り興味が持てない代物だろう。


4時をとっくに過ぎているころに外に出てみたが暖かい。
浅間の煙が珍しく高く登っていた。
昼には噴煙は見えなかったと思う。


一回りしてくると神社の森の遙か上に月が見えた。
今日は十三夜だろうか?
少しだけ円になるには早いようだが、冬の凍てつく空の月とはことなり温もりを感じた。


家に入る頃には浅間の山も春霞にボンヤリとしていたが、噴煙だけは夕焼けに染まっている。
心地よい空気が漂う至福の童謡唱歌「夕焼け小焼け」が聞こえてくるようだ。

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春の事始め 案内板建て

2009年04月06日 | 日記
4月6日(月) 晴 暖かな一日

朝飯を終えた後に生ごみをダンボールにいれた。
3日前にダンボールの中は10℃しかなかったので、初めからやり直す気持ちで覆いを開けると・・・・
温度はだいぶ高く上昇していた・・・・・これには影の者が気を送っていたようにも思える。


午後公民館に向かう前にJA佐久浅間立科・有線本部へいって、「たてしなエコ・クラブ」の企画書を届けた。
毎月2回のエコ番組を担当させて貰っているので、新年度の話題の傾向など希望的なことを記したものだ。
また、鶯も鳴きだしたので我が家謹製の“うぐいす餅”なるものをお持ちした。
口に合えば良いのだが・・・・
少しの言葉を交わしただけで、直ぐに公民館へ向かった。

公民館では1時30分集合で春の作業、ふるさとプロジェクトのウォーキングコースの案内板を建てる作業となる。
これは自分たちで作ったマップに沿って必要な箇所に手作りの案内板を春に立て、晩秋には抜くという作業をしている。


軽トラに分乗してマップの通りに走り表示板を打っては乗り、また降りて打つという作業を30本くらいになっただろうか。


約2時間の作業だったが山では落ち葉が溜まり車が潜るほどの所もあった。
全ての作業を終えて公民館に戻り、この先一年間の計画を立てた。
先ずは4月17日愛宕山で花見をしようと云うことになった。
11時30分集合 弁当、飲み物は酒でもなんでも可とした。
楽しい一年になりそうだ。
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新年度 集落の仕事はじめ

2009年04月05日 | 日記
4月5日(日) 晴 雲は多く張り出しているが暖かで風もない穏やかな一日

午前9時に集落の公園「大内道龍の子ひろば」に各戸1名の男性が集まり作業があった。
初めの作業は蓼科山から里に引かれている農業用水『宇山堰』の堰浚いだった。
勾配が強く斜面の中段に設けられた水路は秋の落ち葉や、雪溶け水に流された土砂が溜まっていた。
鍬柄で水路の底を浚いながら勾配を登っていった。


この水路の蓼科山中腹では既に近代的に改良されているが、大深山集落の中では昔のままの物が使われているという。
難所のガレ場は一部パイプを埋設し谷を越すのにサイホンを利用していることもある。
町の史跡ともなっている部分の説明は下記のサイトを見ていただきたい。
http://www.town.tateshina.nagano.jp/gaiyo/bunkazai/238/000226.html

途中には“桜清水”と呼ばれ古代人の営みの出土品も出た云う場所がある。
そこに差し掛かって驚いたのは泉という形はないが、葦や草が生えるところに山葵が育っているのだ。
しばし、休憩と云うことで大きめのものを引き抜いて囓ってみるた。
先ずは一瞬泥の臭いが過ぎったが、次には甘みのある辛みと、ワサビの香りが起った。
旨い・・・、これが自然のそして寒冷地で寒さに耐えてきた美味さだろう。
中には花を咲かそうとしているのが見えた。


1時間半の作業を終えて公園に戻ると今度は、園内の地番の整備をはじめた。
寒さで凸凹したところを平に直すと公園も見違えるようになった。


平成20年度の長野県元気支援事業交付金でアズマヤが完成し、植栽も整えられた。
四阿の中にあるテーブルとベンチも松食い虫にやられ伐採した松を利用して作ったのだが、乾燥したところで微調整を施した。
また、コンクリートも自分たちで生コンを流して作った物で、少しだけ雨水が溜まるところに排水路を作った。


この土地は以前は田圃だったために周囲の山から染み出る水を池に溜めてから流すようにしてある。
しかし、土地の栄養分が多いために藻の発生が多く困っていたので、町の下水処理場からでる残渣を炭にしたものを入れた。
10cmくらいを敷き詰めたので、藻の発生は収まると願うところだ。


昼近くなり最後の仕事として四阿の木部に腐食防止塗料をぬった。
4本のハケで一気に塗り上げたが塗りむらは出来ていないことをねがう。


夜には年度代わりで役員交代の引継ぎ会が開かれた。
俺は“ふれあいネットワーク”を引き継いだが、今までは全て女性が役をやっていた。
少々心配だが新年度は町の醸成金《がんばる地域応援事業》の申請も認可された。
目的は『地域の食文化伝承と創作料理の開発』としてある。
ソバ切りから山菜を利用した菓子作りなど老人会、若妻会にもご尽力いただくことにしよう。
男女共同参画と云うことで勿論男の料理は一番大切にしていきたいものだ。
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春が日々進んでいくのが楽しい

2009年04月04日 | 日記
4月4日(土)曇り 暖かな春 夕方 雨

朝一番で外に出て見ると暖かい。
日の出時刻はとっくに過ぎているが雲が全体を覆っているので春のキラキラは感じなかった。
水仙とムスカリが一斉に花を広げだした。
春の暖かさをじっと我慢して待っていたのだろう。


食事の後でMがナツハゼの根元に白い花が咲いているが何だろうかと云う。
直ぐに見に行くとアズマイチゲ?それともヤブイチゲ?・・・・
何れにしても葉は霜にやられていてまるまっているし、花びらも開いてはいないが先の方が茶色く変色している。
寒の戻りで霜にやられながら僅かの残る力で花を開こうとしていた。


昨日のことだがMの誕生日にと息子から花が贈られてきた。
写真に撮り彼女のPCの画面に填め込むことをするのだが、年々花が大きくなってくるので写真に撮るのが難しい。
建築設計から脱サラして花屋を開いたが、徐々に儲かっているのだろう。
花の写真を撮るのに家具をどかさないと難しくなるのは困ったことだ。


因みに彼の会社はFと云うので覗いてみてほしい。
Flower's Room F http://www.f-2005.jp/

午後は『たてしな歴史研究会』の総会が開かれる。
丸4年の活動を今後どのように発展させていくかが課題だろう。
いろいろ準備に手間取ったが、今日の会議で一安心となる。


会の運営も4名のスタッフと会員の民主的な協議の上で進められているので大きな問題もないだろう。
事業報告、決算報告と前年度の事を済ませ、新年度の計画を話し合った後に予算の承認などで前半を終えた。
休憩開けには、町内の淑女のグループ『お話バスケット』の創作民話を大型紙芝居に作り上演してもらった。
このグループは長野県内でも広く活動していて、新しい試みを積極的に取り込むことが素晴らしい。


『たてしな歴史研究会』の学習会としては、いつになく賑やかな雰囲気に包まれた。
紙芝居とは言え町内の彦左衛門稲荷に纏わる話なので、嘗ての悪ガキどももジッと見入ってしましましたットナ。

夢のある絵、効果音も良く語り口調の話術も素晴らしい。。。
ありがとうございました。
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春の喜び

2009年04月03日 | 日記
3月3日(金) 晴 風もなく適度な湿り気で暖かい一日

朝から眩しい陽射しを受ける、春の朝のここと良さは田舎暮らしの至福の瞬だろう。
適度に雲があるが空の碧とのマッチングがなんとも云えない。
雲を楽しむ季節の到来・・・・


昨日片付けをした薪切り場に行ってみると夕方で気がつかなかったスミレが咲いていた。
去年植木鉢の土を入れ替えたので、その中にビオラの種が入っていたのだろう。
昨年の秋に発芽して寒い冬を耐え抜いた喜びを花に表している。


庭には地面の近くから花が開いているが地面が太陽の熱を吸収して草にエネルギーを送っているようだ。
冬中霜焼けのように赤く腫れあがったクリスマスローズも春の陽を受けて喜びを形にしている。


ヤマボウシの根元では落ち葉に覆われていたプリムラ(西洋桜草)が、春になると自然にその中から顔を出していた。
去年は花が目立たなかったのはこの木の上にモズが子育てをしてた。
鳥の営みを邪魔しないように花は目立たないようにしていたのかも知れない。


この春の寒の戻りなどで花を開いては寒さに閉ざされて・・・・
ここまでくるのに苦労した花は梅だろう。
やっと三分咲きになったのでこれからは順調に満開にまで行って欲しい。


昼前には昨日エンジンを掛けて調子をみた小型の耕運機、エンジンの回転が上がらなかったので再び掛けてみた。
エンジンは昨日と同じイッパツで掛かるが、アクセルワイヤーが伸びきってしまっていた。


昨年の秋にはガソリンのせいだと思っていたが・・・・・
町内のホームセンターにパーツを頼むと扱っていないという。
仕方なく少し離れた農業者相手の店に電話をしてパーツを聞くと取り寄せだという。
単純なパーツなのに在庫を置かないことも無駄を省く営業方針なのだろう。
入荷したら電話をくれるというのお願いしておいた。
畑の春の起こしはパーツが届いてからの仕事になる。


午後は夕方からある「たてしなエコ・クラブ」のスタッフミーティングに使う資料を整えた。
今月末からの連休にはイベントが3つも重なるので、整理整頓して慎重に行動しないと間に合わなくなる。
7月にも会報を出さなくてはならにないのでいろいろ考えるが、多くのメンバーが協力してくれることでなる立つ物だろう。

夕方出かける前に福岡のブロガーから《柚子の種》が届いた。
これは手荒れが酷いMのために柚子化粧品を作る材料となっている。
柑橘類の採れない信州ではこういった種だけを販売していることはないの大助かりだ。
ブロガー同士の隔てた地域の情報交換は嬉しいことだ。

ひろこーぼさん ありがとうございます。



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淡雪溶けて 山裾に春が来た 

2009年04月02日 | 日記
4月2日(木) 雪景色 午前中に青空が広がる 午後は暖かい

昨日の午後からの雪が意外に積もっていた。
昨夜遅くに外を見ると止んでいたので対したことはないと思っていたが・・・・
通勤で集落を出て行く車も冬タイヤは外した後の雪は困るのだが、幸いにも道路は直ぐに溶けているようだ。


朝飯の前に外の堆肥の山を見に行くと流石に雪は積もっていない。
シートの裾には雪解け水が貯まっていた。
温度計を挿してあるので確認すると45℃にもなっていた。


やがて雲を透して陽の光が射してくると桜の蕾からぼとぼと雪が落ちていく。
少しの春の陽光でも敏感に感じる雪・・・・細雪だろうか。


朝飯を終えた頃には雲も消えて青空が広がった。
屋根からの雪解け水が競うように落ちるのが見える。
雨だれを楽しもうと樋を付けなかったのが楽しみを倍加しているが、世捨て人の域には想到の道のりだろう。


午後は薪の移動に取りかかった。
春と秋の2回ストーブに使う薪の移動をすることになっている。
一年間外で乾かした薪を屋根のあるところへ運び、運び出した場所には新たに割る薪を並べる。
外では丸太の林檎の樹が“早く割ってくれ”と云ってる声が聞こえるようだ。


薪運びは腰が痛くなるので休憩がてらに『ダンボール式生ごみ堆肥化』を再開した。
裏山から腐葉土を採ってきたが雪解け水を含んで少々手こずった。
米糠を多めに入れてなんとか順調に温度が上がりだしている。


詳しくは右記サイトに表したhttp://garbageate.exblog.jp/d2009-04-02
生ごみを“行政の燃やすごみ”に出している方にはお願いしたい。
生ごみを焼却炉で燃やすことは、余ほどの高度な施設でない限り、石油など化石燃料を使い生ごみを焼却しているのだ。

『ダンボール式生ごみ堆肥化』作り方は・・・http://garbageate.exblog.jp/6871638/

また、このブログをみて自ら『ダンボール式生ごみ堆肥化』に取り組んでいる方がいるので是非訪れて沢山のコメントを読んで欲しい。
http://mnoriko.exblog.jp/d2009-03-22
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“April fool”・・ 4月の雪

2009年04月01日 | 日記
4月1日(水) 曇り 雨 から 雪  夜には止み 暖かくなる

午前中にMの車を点検するために車屋のセールスマンが来た。
そのとき、彼は“今日は雪になる"と云っていたとMが云う。
雪が降るほど寒くはないし、さてはMが“April fool”に掛かったと思っていた。
その場は“へぇ~”と云って過ごしておいたが・・・・・

昼前には「生ごみの堆肥化」をするために腐葉土を裏山に採りに行く予定にしていた。
その前に米糠が紙の米袋に入れておいたので固まってしまい、ほぐさなくてはならない。
段取りを考えていると、土曜日に総会がある歴史研究会の年会費領収書を作ってないことに気がついた。
なんとなく落ち着かないのでそれを作り印刷した。
来年度の予算書のことで気になることがあるので役場に電話をすると、不安が的中した。

補助金を申請していたが、町外研修に使うバスの使用には交付が認められないという。
役場が事務局になっている団体が町外へ研修に行くときには其れなりの営業用バスを使用しているのに不思議な判断だ。
旅行や飲食を目的とする事業には交付できない規約があるという。
しかし、県立歴史館で学習して、荒砥城へ行くのが物見遊山なのだろうか?

目的は『県立歴史館の企画展「善光寺信仰 ~ 流転と遍歴の感勧化 ~」により信州の信仰の根底を探り、歴史の中で戦略的に翻弄された史実から近世に通じることを常設展で学ぶ』と申請書に明記してある。
不思議な解釈があるものだと思うが、電話口の担当者は一職員なので聞くだけにしておいた。

昼過ぎには雨が降り出したが、やがて雪交じりの雨に代わりはじめた。
てっきり4月バカに乗せられたと思っていたが・・・・


3時を過ぎると本格的な雪に変わってきた。
見てる間に地面が白くなっていく・・・・・・
地上に落ちた雪を溶かす地温と降る雪の鬩ぎあいのように溶けた上に更に白く雪が落ちる。
どうやら、降る雪の方が少しだけ勝ち目のようだ。


雪が降ると云えども、そこは春 はかない命の雪だろう。
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