やっと松山でもベートベン交響曲第九のコンサートが行えるようになった。昨日の日曜日に市民会館で第九のコンサートがあった。例年はデパート三越のアトリウムコートで小さな第九のコンサートが行われていたそうだが、今年は大々的なコンサートだった。松山としては最初の試みである。
広い市民会館大ホールがほぼ満席で、二階席も全部ではないがかなり埋まっていた。なんんといっても合唱のある第四楽章は圧巻で、100人を越える人々の合唱は迫力があった。ソロの歌手さんもそれぞれよかった。指揮者の白石卓也さんもご満足であったらしい。
これは妻が合唱のアルトのパートに参加していたので聞きに行ったのだが、声のボリュームに圧倒された。これから毎年第九のコンサートが開催できるようになればいいと思う。
遠くから第九の合唱に参加するマニアの方々もいるらしい。岡山とか徳島からの参加があった。結構なことである。交響楽の演奏者の面々もかなり多数集まったらしくて、バスとかチェロとかもたくさん演奏者がいた。
バイオリンはもちろんだが、バスとチェロの演奏者がこんなに集まったのは珍しいとか。私は楽器の名を知らないのだが、オーボエかクラリネットかの管楽器の音が第二楽章までで目立ったようだった。