このごろはジョニー・デップの主演映画が話題になることが多い。
ところがこの人の顔をなんだか覚えられないのだ。別に覚えなくともいいのだが、しかし、妙にジョニ・ーデップという名は忘れられないのだ。そこが不思議である。
実はジョニー・デップという名を聞いたのはかなり以前のラジオのNHKドイツ語講座かフランス語講座だった。
詳しいことは覚えていないが、若い女性と男性の会話かなにかで女性がジョニー・デップとならデイトするけれどとか何とかいうほんの短い会話である。
そういう俳優がいることも知らなかったころのことで、それでジョニ・ーデップという名がなぜか頭に残った。
このごろはジョニー・デップの主演の映画がときどきテレビで見ることができるが、映画館での映画で彼を見たことはない。
昨日、テレビでまた上映されるとPRされていたのは前に見たことがある首なし人間が殺人を犯すというテーマの映画である。題名はまったく覚えていない。
その映画ではジョニ・ーデップは事件解決のためにニューヨークから来た刑事を主演している。もちろん現代の話ではなく少し古い話であった。この話は神秘的なところのある、胆の冷える話であったと思う。
そこがSeven years in Tibetの主演の俳優の顔を忘れないのに、名前を思い出せない(これはBrad Pittでした)というのとまったく違っている。