昨日double checkという言葉について書いた。これはひょっとすれば和製英語かもしれないが、似たような言葉でblind testというのもある。よくは知らないので間違えているかもしれないが、新薬を開発してそれが本当に効用があるのかどうかを統計的に調べるときに使う方法である。
同じ効用があると称する薬を二つに分けた患者のグループに服用させて本当に効くかどうかを対照して調べる。というのは薬が効くというだけでそれが心理的に作用して症状が良くなる人が必ず居るからである。そうやって調べておかないと効くと証して売られた薬が実際には効用がないということがある得るのである。
科学とかその検証ということはなかなか面倒であるが、そういうチェックを経ないと科学とか工学とか薬学とかとしては失格である。そういう過程を何回も経て、効用や科学的事実が確かめられるのである。