大学の図書館に行って「数学セミナー」の2006年のLagrangeの恒等式の連載をようやくコピーしてきた。
昨夜、少し読んだが、なかなか理解ができない。それに証明は私のした証明とは違っていた。これはいつかまた愛数協の「研究と実践」に紹介しなければなるまい。
むしろLagrangeの恒等式の意味を説明しているようなのだが、どうもよくわからない。もう少しゆっくりと読んで見なくてはならないだろう。
私も数学エッセイをときどき書くのだが、他人には同じような感じを与えているのだろうか。このシリーズの連載ではほとんどが問いになっていたり、練習問題になっている。この答えを書くと記事が長くなるので、こういう措置をとっているのだろう。
また数学セミナーを読むような人は数学の得意な人であろうから、計算だって達者であろう。だが、私はいまだ買って数学セミナーを購読していたことがないし、これからもとらないだろう。
(2013.6.10付記) この解説は愛数協の「研究と実践」105号(2010.7)12-17に発表した。数学セミナーで桑野耕一さんが述べた証明を丁寧にわかりやすくしただけであるから、オリジナリティはない。