物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

言語障害

2010-05-29 14:26:15 | 日記・エッセイ・コラム
狭い意味での言語障害を私がもっているとは思っていないが、どうもそういう風な傾向があることに気がついた。先日のドイツ語のクラスでどんな外国語の知識があるかについて聞かれたが、うまく答えられなかった。どうもある種の言語障害ではないかと思われるのだ。

これは私が歳を取ってくるから仕方がないこともあるが、それだけではないようでもある。というのは私はほとんど一日と言って言いすぎなら、ほぼ半日を誰とも話さないで過ごすからである。だから、話す能力がだんだん落ちてくる。これは多分外国語としてのドイツ語だけではなく、日本語もそうなのであろう。

書く方はこのブログも書いているから、それほど衰えはないと思うが、話す能力はぐっと衰えてきているとの自覚を先日もった。しかし、どうもこれは私の生活の仕方によるので、いかんともしがたい。

これは自分でわかっていることでもなかなか言葉にならないという経験をしているので、多分間違いがないだろう。家では妻がおしゃべりな方で、どうしても聞き手にまわり口数が少なくなるし、仕方がない。

誰かと話をするなどということは誰にでも普通にあることだし、普通の人には口数が少ないとか気にする必要がないのは当然であるが、歳を取ってきて、独居老人になった人などには私と同じような症状が出るだろう。まだ、私はいまのところひどくはないが、それもいつまでもつことか。こういうことは若いときにはまったく経験をしなかったことである。