暦史に疎い私だが、
1900 量子仮説の提唱(Planck)
1905 特殊相対性理論(Einstein), 光電効果の理論(Einstein)
1911 有核原子模型の提唱(Rutherford)
1913 原子模型の量子論(N. Bohr)
1915 一般相対性理論(Einstein)
1923 物質波仮説(de Broglie)
1925 行列力学(Heisennberg)
1926 波動力学(Schr"odinger)
1935 中間子理論(Yukawa)
1948 量子電気力学のくりこみ理論(Tomonga, Schwinger, Feynman, Dyson)
などの物理学上の発見のいくつかの年は覚えている。
そういえば、2011年は有核原子模型の生誕100年であり、今年の2013年はBohrの原子模型に量子論の100年目であった。それだから雑誌『数理科学』9月号でボーア特集となった。
2011年には徳島科学史研究会の総会で当時高知女子大におられた大久保茂男さんが有核原子模型の提唱から100年ということで特別講演をされた。
その講演はなかなかインパクトのあるものであったが、それはもうあまり思い出せない。しかし、徳島科学史雑誌にその講演の内容が載せられているので今でも読むことができるのは幸いである。
そういえば、2005年にも特殊相対性理論100年ということで科学雑誌に特集が組まれたように思うが、早くも記憶が定かではない。
それにしても私が新しい科学上の発見の年を覚えていないのはどうしてだろうか。