野球記録が今年は多く破られた。バレンティンのホームランもそうだし、田中将大投手の開幕21連勝もそうだ。
大魔神と呼ばれた佐々木主浩投手のセーブ記録も中日の岩淵投手に記録を塗り替えられた。
そういえば、日本で一番ヒットをたくさん打った張本選手の記録もイチローによって更新された。
これはもう昨年のことで今年のことではなかったように思うが、大記録もやはり塗り替えられる運命にあるらしい。
イチロー選手は日本人としては未踏の日米4000本安打を達成した。これは単純に比較はできないものの大リーグでもイチロー以外には二人しか達成していない、偉業だという。
人間の寿命もだんだん長くなっているし、これは食物とか医療、スポーツケアの進歩とかによるところが大きいのだろう。スポーツをする人の選手生命も長くなっている。私が小学生のころには野球選手でも35,6歳だとそう限界だと思われていたが、このころでは40歳を超えた選手も一人二人ではない。
これはいいことなのであろう。いまさら、高齢化社会が悪いといっても生きている人を殺すわけにもいかないであろう。それと戦争をしないで、平和に戦後の約70年間を過ごしてきたことは大きい。
2011年に東日本大震災で多くの方が地震や津波の犠牲になったために一時的に世界最高の長寿国の席は香港に譲ったが、それでもまたすこしづつその地位を取り戻しつつあるようである。