物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

放心状態2

2013-09-05 14:56:32 | 日記・エッセイ・コラム

毎回同じことを書いているような気もするが、昨日数学・物理通信3巻5号を発行した。

続いて、3巻6号を準備しているのだが、3巻5号を発行する前にいくらか準備しておいた。しかし、いま続けて編集する気が起こらない。少なくとも数日をおかないとその気がおこらないであろう。

編集業務がとてもきついという風には感じていないのだが、いつもこういう感じを受けるので結構のプレッシャーなのかもしれない。

だから、このブログを書くとかちょっと関係のないことをやらないとつづけて作業をするという元気がでない。

普通の人からみたら、私は結構勤勉であるかもしれないが、それでもこのような怠け者である。それはしかたがない。

もうすでに次号の3巻6号の原稿があり、それを単に編集するだけなのだが、それでも放心状態なのだからなんだか自分でも理解ができない。

ただ、私としては現実の自分を認めて休みをとる以外にはやりようがない。


竜巻と藤田スケール

2013-09-05 13:41:48 | 科学・技術

竜巻が2日続いて起こった。

こういうことは珍しいのだが、それでも大気が不安定だということであり、それも同じところではないが、関東地方の比較的に近い地域で起こったことはその蓋然性が大きかったということだろう。

それで昨日の竜巻の強さはF2だったという。一昨日はF3であったから、一昨日の方が竜巻の方が強かった。

その竜巻の強さを決めたのは藤田さんというアメリカで研究をしていた日本人の研究者だという。藤田さんはもう亡くなっているが、Dr. Tornadoと呼ばれたという。

そういえば、海外で活躍する日本人学者は結構多い。物理学者の南部陽一郎は物理学の分野では以前から有名だが、2008年のノーベル物理学賞を受賞したから、もう世間的にも有名となった。この年にノーベル化学賞を受けた下村脩さんも同時に有名になった。

アラスカで長年にわたって、オーロラの観測を行い、その研究をされた赤祖父さんも有名な学者である。E大学の地球圏の大気プラズマ(?)を研究しているSさんは数年前にその分野の国際学会がアラスカであり、赤祖父さんに会ったとかその研究所を見学したとか言われていた。

アメリカでは竜巻の被害が以前から大きいのでさかんに研究がなされており、その研究をしている研究者の劇映画までできていると思うが、日本では竜巻の被害が問題になり出したのは割と最近である。

これからは気候の変化とともに竜巻の発生が日本でもしばしば起こるようになり、竜巻の藤田スケールもマスコミに報道されるであろう。

少年のころの少年雑誌に竜巻の絵がグラビアで出ており、竜巻という恐ろしい気象現象があることを知ったが、それは外国での話であり、日本でそういうことが起こるようになるなどとは思ってもいなかったが、約60年を経て、日本も竜巻がしばしば起こる国であることを身近に感じるようになった。