小学校の算数の一番の難所は分数だと聞いたのに、傲慢にも分数はそれほど難しくないのではないかと思っていた。
この数日、遠山啓の『算数入門』(SBクリエイティブ)を読んだら、やはり小学生にとって分数は一番の難所であるとあった。
これはもともと分数は連続量の数としての表現であるために整数ではなく半端のある有理数を表すために考えられたものである。
それと半分(1/2)とか2/3とかいうふうに日常生活でも使うことがあるので混乱する。このことは昔から言われていたことらしく、遠山さんはクラインの著書にもそのことが書かれているという。
分数は割合分数、操作分数、量分数の三つの考え方があるという。分数を教える方にもこの三つの度の立場で教えるかで教え方がちがってくるという。遠山さんは量分数という考え方で教え始めたいと書いておられるが、Sさんどうもこれは実践的にうまく行かなかったという評価をしているようである。
私には量の考えがなかったので、「整数を整数でわるで分数を定義する」というような考え方であったが、どうもそれではうまく行かないということらしい。
少なくとも小数に比べて分数は難しいという。
この数日、遠山啓の『算数入門』(SBクリエイティブ)を読んだら、やはり小学生にとって分数は一番の難所であるとあった。
これはもともと分数は連続量の数としての表現であるために整数ではなく半端のある有理数を表すために考えられたものである。
それと半分(1/2)とか2/3とかいうふうに日常生活でも使うことがあるので混乱する。このことは昔から言われていたことらしく、遠山さんはクラインの著書にもそのことが書かれているという。
分数は割合分数、操作分数、量分数の三つの考え方があるという。分数を教える方にもこの三つの度の立場で教えるかで教え方がちがってくるという。遠山さんは量分数という考え方で教え始めたいと書いておられるが、Sさんどうもこれは実践的にうまく行かなかったという評価をしているようである。
私には量の考えがなかったので、「整数を整数でわるで分数を定義する」というような考え方であったが、どうもそれではうまく行かないということらしい。
少なくとも小数に比べて分数は難しいという。