物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

午前中に

2015-10-17 13:23:01 | 日記
午前中に教育会館で算数のサークルの学習会があった。私は小学校を教えた経験はないので、主に先生方の経験をきくだけだが、小学校の先生をされている方々はなかなか忍耐強くないと務まらないといつも思う。

今日は分数をどう教えるかということがテーマだったが、話はもちろんそれには閉じていないで、その外に話題は広がっていく。

小さな数の足し算はできるが、引き算ができない小学生を教えているという先生の経験を聞いた。結論はたぶんその子は足し算も本当は分かっていないだろうということになったが、ではどう教えたらいいのだろうかという点ではだれも試行錯誤でいいアイディアはない。

それでもそういう教育に関わっている先生とか元先生が忍耐強く分からない子どもとつきあっているということには頭が下がる。

一方では今月の月初めに二人のノーベル賞受賞者が出たようなこともあるが、また一方では足し算とか引き算がわからないような子どももいる。そしてそのような子どもと忍耐強く付き合っている先生には特別に何かの賞が出たりはしない。

だが、そのような先生がおられることは事実である。

分数の定義については私の思いつきだが、「整数を整数でわるという割り算の答えを分数という」ことにしたらどうかと思っている。もっともそれが等分割の1/2や2/3とかとどうつなげていくかということに実は問題点が大きく残るのだが。

仮分数は割る数よりのわられる数が大きいとき、割る数のほうが割られる数よりも大きいときは真分数、さらに仮分数で整数の商が立ってそれ以外に割る数よりも小さな数のあまりが出るときが帯分数である。帯分数は仮分数の形に表すこともできる。

今朝の朝食まえに、遠山さんの「算数入門」(ソフトバンククリエイティブ)をちらっと見たら、分数の定義は

1)割合分数
2)操作分数?
3)量分数

3つがあるという風に書いてあった。

サークルの指導者は80歳を越えたSさんだが、彼は2)、3)での分数の導入はどうかという意見らしいがそうなのかどうかはもう一つわからなかった。ただ、一つはっきりしているのは分数は難しいという認識である。

「in die Br"uche gehenとはわけがわからなくなる」というドイツ語の表現だと遠山さんの本にあった。それで出かける前にに、独和辞典を引いてみたが、「だめになる」とか「こわれる」とかいう訳語が出ていた。ちなみにder Bruchは男性名詞である。一般には「破壊」というような意味である。

昨日の結果は?

2015-10-17 13:09:50 | 日記
ブログの訪問者がこの三日で92名から一人づつ減って、一昨日90名になったので、昨日は89名になるだろうかと思ってそのことをブログに書いた。

結果が気になったのでいま調べてみたら、昨日の訪問者は90名であって89名にはならなかった。それでさらに減少には転じなかったのだが、では今日からさらに一名だけ増の91名になるのだろうか。

これはおもしろがって私が予想しているだけであって、どうでもいいことではある。多分今日は土曜日であるから、一挙に60名代の訪問者になるのであろう。