物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

週休二日

2015-10-05 12:09:59 | 日記
10月3日に内子町のドイツフェスタに行ったので、期せずして土、日の週休2日になった。

私は定年退職してから日曜は休むが、土曜日はほとんど休まない。だが、日曜日に妻がどこかにコーラスを3時間ほど聞きに出かけたので、仕事場に行こうかとも思ったが、自宅で本を読んで過ごした。土曜には自分の書いた『四元数の発見』を読み返した。

どうも時間が経つと自分の書いた本でもあまりピンと来なくなっている。書いたときは最善を尽くしたはずでも、時間が経つとここはもうちょっと書き方がぶっきらぼうだなと思うところがあった。

これは「直交補空間」という節である。急に「直交補空間」とあって、その続き具合がよくない。もっともその節を読んでいくと話がつながってくるのだが、いかにも唐突である。ここはもっと書き方が工夫されてしかるべきだったかなと思うところであった。

もっとも一晩ともう少しの時間で読み終えたので、昨日は退屈だったので、二階の書棚から以前に購入していた物理学者のパイスの書いた本をとりだしてきた。これは購入してから一度も本を広げて読んだことがなかったから。

最近、江沢洋 著・訳の『ボーア革命』(日本評論社)を購入したので、それを購入時にチラッと見てボーアに関心が少し出て来たためである。

当時はボーアの原子論は矛盾だらけの理論と思われていたらしいが、やはり量子力学へのステップへと踏みだす大きな一歩だったということがわかる。

ということでボーアについて述べた本を読んでみたいという気がしたのである。

ボーアにしても、電子の波動性を唱えた、ド・ブロイにしても大きな一歩を踏みだす人には従来の考え方からするとちょっとどうかと思われるような発想があるものだ。

『ボーア革命』にはSchr"odingerが電子の波動性を唱えたde Broglieの論文を紹介したら、Debyeが「波動を論じるならば波動方程式がなくては」とそのコロキュームで言ったとか書かれていた。

このことはどこかで読んだことはあったが、再度そのことを読んで印象を新しくした。

内子町ドイツフェスタ

2015-10-05 11:47:07 | 日記
10月3日(土)に妻と二人で第三回内子町ドイツフェスタに行った。昨年に続いて2回目であった。少し早目に行ったので行ったときにはあまり人がまだ来ていななかったが、13時前に私たちが帰るころには結構大勢の人がいた。

やはりなんでも毎年続けることが大切だということである。昨年と比べて2倍くらいの人が来ていたのではなかろうか。もっとも私たちは私がビールを2杯飲んでカレーを食べたのとおつまみにソラマメを購入したこと妻もカレーと同じものを食べた。妻は運転するのでノンアルコールのビールを飲んだ。

内子町在住のドイツ人と日本人のカップルがしているテントでこれらのビールを買ったのだった。このお店はzum schw"arzem Keilerとあったのだが、Keilerというのを知らなかったので、「Keilerって何ですか」と聞いたら「いのししだ」とのことであった。これは全部日本語で聞いた。

この人は内子は2年くらいだが、日本には7~8年住んでいるということで日本語が上手だった。「もう結構日本が長いですが、 Rudolfほどではないですね」と言ったら、なにも言われなかったが、それは誰だとも聞かれなかったから、Rudolfを知っていると思った。