されるらしい。これはもちろん私の著書ではない。12月の初頭に発行されるらしいので、まだ出版されてはいないが、アマゾンコムで予約を募っているのをみた。
ページ数の予定は152頁とかで私の書よりもさらに短いらしいが、定価は3000円を超えるらしい。さてどんな特色のある本なのか。わくわくする。第1部は四元数の性質を述べ、第2部は四元数の広がりという関連の話題らしい。
著者は横浜国立大学の先生で多分数学者の方なのであろうか。本のタイトルは『四元数』(森北出版)である。著者は今野紀雄さんである。まったく存じ上げない方だが、多くの著書があり、研究も大いにされている方らしい。まだ四元数の本は少ないので、意味があろうか。もっとも妻にこのことを話したら、その本も売れるのは1000部くらいだろうねと皮肉なことをいう。実は私の本も1000部どまりで出版社はなかなか売れないので困っているらしい。
私は四元数の初等的な知識としてはもう他の本を読まなくてもいいくらいに詳細に書いたと思っていたのだが、それでもあまり売れないのは残念である。
それはともかくとして今野先生の新しい本の成功を祈っている。