物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

論文の投稿を終えたので

2016-10-05 12:55:26 | 日記

ちょっと燃え尽き症候群である。すぐに他のことができない。これは台風のせいだかどうだかわからないが、結構気温が高くて、暑いからでもある。昨日のテレビの天気予報では昨日につづいて今日も最高気温が30度を超えるらしい。幸いなことに最低気温は23度くらいで朝方は真夏ほどではない。

これではエアコンなしでは日中は過ごせない。気温が下がって涼しくなったと思っていたのに真夏に逆戻りである。

武谷三男の研究をしている人は私よりも若い人で、数人はおられるようだが、武谷批判を展開している人たちがおられるのにそれを現在の時点でどう考えるかに取り組む人がほとんどいないように思われる。もちろんその批判にこたえることだけが研究ではないのだが、その批判に答えていくことは厳しい仕事だが、しなければならないと思う。

それははじめから答えがあるわけではない。だが、自分でどう納得するのか。私はそのような研究をする端緒にはついたと思っている。だが、端緒についたからといって、今後の研究が楽にできるなどとは考えていない。


気の利いたことを

2016-10-05 12:27:15 | 日記

なかなか言えなくなった。これは10年以上ブログを書いているのだから、そういう気の利いたことも一人の人間がもつものとしては限りがあるのかもしれない。

哲学者の鷲田さんが毎日の言葉として朝日新聞に連載しているが、これはいろいろな本とか新聞とかテレビで言われていたのを読んだとか聞いたとかした言葉で、彼が注目したものを連載している。

これは一人の人の発想ではなくて、鷲田さんが注目した言葉なのでそう簡単には種切れにはならないのだろう。しかし、毎日それも日曜も祝日もなく連載するのだから大変だろうと思う。

私は少なくとも日曜は休むし、自分が仕事場に来なかった時はパソコンとアクセスすることができないのだから、そのときは自動的にお休みになる。もっともあまり旅行はこの歳になったら行かないし、それほど病気もしないので、わりあい健康でもあるので、多分ブログを書いた回数はゆうに3000回は超えたであろう。

先日、図書館で借りてきたカッツの『数学の歴史』(共立出版?)は大部の書であるが、その中の四元数のところを読んでいたら、四元数をベクトルの「商」として理解するということをHamiltonが書いているという。普通のベクトルでは商を定義されたりはしないので、どういう話か調べてみたいと昨日から本にそのような説明がないか調べているが、いまのところそれを見つけてはいない。森田克貞さんの『四元数・八元数とディラック理論』(日本評論社)にもそのことには述べられていないようである。

ベクトルの「商」とかいうことをどこかで読んだことがある記憶があるのだが、それがどこであったか覚えていない。そのときもよく分からなかったおぼえだけがある。パラメーターの数だけはカッツの説明ではあっていたが、どういう話なのか調べておきたいと思っている。