物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

中級の壁

2016-10-07 11:21:58 | 日記

なんでも初級から中級に進むのはそれほど難しくはない。Ich bin Anf"anger. だとか Je suis d'ebutant. (ジュ スィ デビュタン) とかいうのがドイツ語やフランス語で初心者だということだが、そういう時代が私にも確かにあった。

それからもう半世紀が過ぎてどう考えても フランス語にしてもドイツ語にしてもd'ebutant 初心者ではない。何十年かにわたって続けて来たが、あまり上手ではない、テニスにしてもそうであったろう。ところがテ二スなどはいつも中級の下の方にしか居れなかったし、フランス語にしても最近はなかなかフランス語が聞き取れない。フランス語の語彙だってそんなに増えているわけではない。

だから、中級とはいってもなかなか上級には進めない。いずれにしても比較的にということだが、いちばん努力をしているドイツ語だってなかなか中級から出ることができない。中級の大分上の方には位置するようになってきているとは思うが、それでもまだとても上級へとは進めない。それでドイツ語技能検定試験の準一級の受験にも足が向かない。多分、試験を受けたとして50点くらいしかとれないのではなかろうか。それではなかなか合格とはいかない。

これは自分での予想であるが、どうやってその予想をしたかといえば、3級の試験は94点くらいであり、2級の試験は74点くらいであったから、準一級では54点くらいとなるであろう。合格するためには65, 6点をとらないといけないと思うので、当分準一級は合格しそうにない。

そんなことを考えるよりも試験を受けてみて「当たって砕けろ」ではあるのだが、受験料も1万円くらいかかるので、経済困窮の私としてはそう簡単においそれとは受験とはならない。

フランス語の検定を受けることも考えないではない。これは3級は合格するであろうが、2級は多分私には難しかろう。これはドイツ語と比べて私の熱心さがそれほどではないからである。もっとも話す言語としてのフランス語の方がドイツ語よりも若いときに接する機会が私にはたまたまあったという事情によっている。

いずれにしても中級に入ることは簡単だが、そこから出ることはとても難しい。これは中級の壁と言ってもいいだろう。そうはいってもみんな中級の壁に苦しんでいるのだ。勇気を出して少しづつ励む以外に方法はなかろう。