した。これは横浜の W 氏のご尽力によるものである。旧制武蔵高校の卒業生である、W 氏はご自分の母校の記念室から武谷さんの資料を手に入れて、私に送ってくださった。
現在では何人かの武谷三男の研究者がおられて、その一人が愛知の N 氏とか東京の Y 氏とかである。私もその中の一人というわけである。また、新しく W 氏が加わった。徳島科学史研究会会長の S さんからメールがあって、 W 氏を紹介された。
この W 氏は台湾のキルーンで小さい時を過ごされた方であり、このキルーンは武谷三男が住んでいた所である。奇しき因縁といわねばならない。