物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

子どもの日

2018-05-05 11:55:32 | 日記

今日は子ども日(Kindertag)である。これで思い出したのだが、私にとって、はじめてのドイツ語は中学校のときのスポーツの応援するときの掛け声である、アインス、ツヴァイ、ドライ(eins, zwei,drei)であるとながらく思っていたが、そうではなくて、キンダーブックの中のキンダーであることがわかった。

キンダーブックというのは私の家に数冊あった、大判の絵本である。それをキンダーブックと言っていた。本当のドイツ語なら、キンダーブーフ(Kinderbuch)というべきだろうが、どうしたものかキンダーブックは英語とドイツ語のちゃんぽんである。

ちなみに、Buchは中性名詞だから、das Buchである。子どもを意味するKinderはこれは複数であるので、単数はdas Kindである。小文字でkind(カインド)といえば、英語の親切なという形容詞であるが、ドイツ語の名詞はすべて固有名詞でなくても大文字で書き始める。

キンダーブックにもどると、このキンダーブックを見ていたころは、私の家は朝鮮(今でいえば韓国)の鎮海(Ting-hae:カタカナ表記ならチネ)という桜の名所の小さな町に住んでいた。いつだったか朝日新聞の書籍の広告で韓国に桜の名所の小さな町があってとか書かれた、書籍の広告が出ていた。それで私が「幼児のころ住んでいた鎮海も桜がたくさんあったがな」と思ってよくその書籍の広告を見たら、それが私が幼児のころ住んでいた鎮海のことであった。

その鎮海に住んでいた人でも生きている人は70歳をゆうに超えているであろう。私も今月には79歳になる。ここで生まれた妹でも私よりも2歳年下だから、77歳になる。


連休でアクセスが減った

2018-05-05 11:24:41 | 日記

アクセス数がさすがに連休の影響か減っている。160~180台に下がっている。これは世の中が大型連休だからしかたがないだろう。私は日曜以外は休日も休まない。

さすがに10数年間の間を日曜日とどこか旅行中以外はブログを書いているともう書くことなどなにもない。といいながら、なにか書いているが。

今朝、思い出したのが、ジュネーブのレマン湖(Lac Leman)を船で観光したときのことを思い出した。この船はレマン湖をほぼ一周する1時間とちょっとの船での周遊だが、最近といっても、もう40年ほど以前のことだが、英語とかフランス語とかの説明が流れるのだが、その中に日本語の説明も流れる。ところが日本語の説明は一番最後なので、日本語の案内が流れるころにはその当該の箇所はすでに通り過ぎているということが起こる。

覚えているのはソ連の革命を指導した、レーニンがスイスに亡命していたことがあって、このレマン湖の近くにその住居があったという説明があったとか聞いた覚えがある。ところが、日本語の説明があるころには昔のレーニンの住居の前は通りすぎているという。これは一例である。

このとき、ジュネーブは都会でホテルが高いので、郊外のフランスに入り、そこに2泊ほどしたことがあった。それも街道沿いの小さなAuberge(オベルジュ:私の語感では「はたご」だろうか)に家族で泊まった。子どもと私たち夫婦とは別の部屋だったかもしれないが、いずれにしても宿泊代はそれほど高くなかった。これは最低限のフランス語を私が話すことができたから可能なことであった。

宿に泊まったのは夕方であったが、この宿の前の庭で数人の男性たちがペタンクをやっているのを見た、はじめての機会であった。そういえば、1977年の正月にミュンヘンに出かけて、寒い日だったが、凍った川の中でカーリングをやっているのを車で通り過ぎながら見たのが、カーリングを見たはじめであった。何をやっているのか当時はわからなかった。

カーリングはいまでは冬季オリンピックの主要なスポーツ種目になっている。隔世の感がある。