著者に点検のために編集したものをお送りした。
もっとも、発行は6月に入ってからになる。だから、ちょっとどんな体裁でどんな内容かということを見せるというところに重点がある。もっときちんとした検討はすべきだが、いまは単に原稿をくっつけたという段階である。
今回はどうも編集ができず、発行もできないのではないかと危ぶまれたのだが、なんとか発行にこぎつけそうである。投稿者の皆様には頭が下がる。
著者に点検のために編集したものをお送りした。
もっとも、発行は6月に入ってからになる。だから、ちょっとどんな体裁でどんな内容かということを見せるというところに重点がある。もっときちんとした検討はすべきだが、いまは単に原稿をくっつけたという段階である。
今回はどうも編集ができず、発行もできないのではないかと危ぶまれたのだが、なんとか発行にこぎつけそうである。投稿者の皆様には頭が下がる。
昨夜、戸田盛和先生の『エントロピーのメガネ』の第2章を読んだ。この章は状態(場合)の数 W の対数をとることから、それがエントロピーの数学的定義であるというところを読んだ。前にもこのブログでも書いたが、エントロピー S は
S=k log W
で与えられる。これをボルツマンの原理というと述べた。
だから、log W はエントロピーの数学的定義といってもいいだろう。もちろん、それにある種の定数がかかっているとしてである。熱力学とか統計力学ではこの比例定数はボルツマン定数といわれる定数である。
戸田先生はあまり難しい数学をつかわないで、エントロピーを説明しようとされている。一晩に一つの章を読むくらいしかできないのだが、もっと早くこの本を読んでおくべきであった。
大した土地、不動産とかなにかを所有しているわけではないが、それでも毎年5月はその税金とか保険の支払いに困る。それで妻がいつもお冠である。その気持ちはわからないでもない。だが、火災保険とか地震災害保険とかがいらないことにはならないから厄介である。
保険会社は5年の長期の保険をかけさせたがるのは、自分の会社の利益を確保するためであろう。それがだんだん保険料が高くなってくる。いままで保険が安すぎたのですとは保険の代理店の言い分だが、そうだろうか。5年前の契約だと2013年の契約だから、すでに2011年の東北大震災があった後だから、保険料の再評価はすでにされていたのではないかと思われる。
だから、保険会社の代理店の言い分は本当かどうかは疑わしい。現在の政府の経済政策のために保険会社の利益を出すいままでの仕組みがうまく機能しなくなっていることを示すものではないだろうか。
リフレ政策は他にやりようがなかったかもしれないが、どうも保険会社や銀行を窮地に追いやっているのではないか。それで保険料が上がっているのではないかと邪推したくもなる。
だいたい、最近日本一の製薬会社がアイルランドの製薬会社を買収しようとしたり、フジフィルムがゼロックス社を買収しようとしたりというようなことが行われようとしている。これが生き残るために必要なことかもしれないが、どうも独占資本主義の末路を表しているような気がする。
ものを生産してその製品を売って、利益を得るという単純な構図はもう成り立たないのか。
いつか、雑談会で聞いた話では大企業の経営者はいわゆるM&Aしか考えていないとか聞いた。この話をしてくれた方は私よりはまだ10歳くらい年上の方だったが、娘婿がシンガポールかどこかの会社の社長をされていたとかいう。