昨日、急にアクセス数が増えた。どうしてなのだろうか。昨日はBoltzmannの原理について書いたのだが、それでもそれはあまりいい説明ではあるはずがない。
昨日は竹内淳さんの『高校数学でわかるボルツマンの原理』(講談社ブルーバックス)のことを書いた。昨夜は「エントロピーとは何か」のところ読み終わりを、今日になって午前中に、統計力学のボルツマン分布の導出を読んだ。まだこの章を読み終わってはいないが、それでもボルツマン分布の導出法は他の統計力学の本の導出と同じであった。
だが、この本を読んでから統計力学の本とか熱力学の本を読めば、肝心のところがよく分かるであろう。それで大学で熱力学とか統計力学を学んでいる人に一読をお勧めをしたい。
テクストとしてはムーア『物理化学』上(東京化学同人)の第1章から第5章までが、熱力学と統計力学にあてられており、分かりやすい。