は岩波書店からこの6月に発行された本である。岩波の雑誌「図書」でその発行を知っていたので、そろそろ大学の生協に購入の注文をしようかと思った矢先に著者の一人である北野正雄先生がこの書を送ってくださった。先生には感謝に堪えない。
と同時に私たちが電磁気学を学ぶときにいつも困ってしまう、電磁気学の学習の悩みの一つがこれでなくなるのだと思うと著者の佐藤文隆さんと北野先生に感謝の念を強くする。
北野さんのあとがきによれば、『物理定数とSI単位』という佐藤文隆さんの著書の発展した書籍である。
この佐藤さんの前著の電磁気学の単位について、北野さんが間違いを調べてその正誤表を送ったら、それから発展して共著のこの新著となったのだとある。
佐藤さんは人も知る宇宙物理学の権威であるし、北野先生は量子エレクトロニクスや電磁波工学の権威である。北野さんと私は、たまたまネット上で知り合いになり、いろいろ教わった仲である。
そういうことで彼の『新版 マクスウエル方程式』(サイエンス社)や『量子力学の基礎』(共立出版)をいただいた。私のほうはあまり本を書くほうではないので、1冊ようやく『四元数の発見』(海鳴社)を差し上げたことがあるのみである。
北野さんは徹底した思考の持ち主であり、彼の努力によって面倒な電磁気学の単位が明快になることは疑いがないが、残念ながら、まだ私の不勉強で彼の主張を身につけてはいない。だが、信頼できる書籍が出版されたことを喜びたい。
それにしても、岩波書店は著者にもその著書をあまり多数部は無料では渡さないと聞いている。その貴重な数冊の一部を送っていただいたのだとしたら、遅くはなっても必ず読むきることにしたいと決意だけはしている。
と同時に私たちが電磁気学を学ぶときにいつも困ってしまう、電磁気学の学習の悩みの一つがこれでなくなるのだと思うと著者の佐藤文隆さんと北野先生に感謝の念を強くする。
北野さんのあとがきによれば、『物理定数とSI単位』という佐藤文隆さんの著書の発展した書籍である。
この佐藤さんの前著の電磁気学の単位について、北野さんが間違いを調べてその正誤表を送ったら、それから発展して共著のこの新著となったのだとある。
佐藤さんは人も知る宇宙物理学の権威であるし、北野先生は量子エレクトロニクスや電磁波工学の権威である。北野さんと私は、たまたまネット上で知り合いになり、いろいろ教わった仲である。
そういうことで彼の『新版 マクスウエル方程式』(サイエンス社)や『量子力学の基礎』(共立出版)をいただいた。私のほうはあまり本を書くほうではないので、1冊ようやく『四元数の発見』(海鳴社)を差し上げたことがあるのみである。
北野さんは徹底した思考の持ち主であり、彼の努力によって面倒な電磁気学の単位が明快になることは疑いがないが、残念ながら、まだ私の不勉強で彼の主張を身につけてはいない。だが、信頼できる書籍が出版されたことを喜びたい。
それにしても、岩波書店は著者にもその著書をあまり多数部は無料では渡さないと聞いている。その貴重な数冊の一部を送っていただいたのだとしたら、遅くはなっても必ず読むきることにしたいと決意だけはしている。